屋外用に最適!雨だけではなく紫外線にも強いポスターの作り方
選挙のポスターなど屋外に貼ってあるポスターは雨に濡れても破れることはありません。それはポスター用にさまざまな種類の耐水仕様を施してあるからです。
この記事では、ポスターの耐水性を高めるさまざまな方法やそれに適したインクなどを紹介します。
選挙ポスター以外のポスターで耐水紙を選択いただいた場合は、通常インクで印刷するため、雨や結露でインクが落ちてしまう場合がございます。
選挙のポスターなど屋外に貼ってあるポスターは雨に濡れても破れることはありません。それはポスター用にさまざまな種類の耐水仕様を施してあるからです。
この記事では、ポスターの耐水性を高めるさまざまな方法やそれに適したインクなどを紹介します。
選挙ポスター以外のポスターで耐水紙を選択いただいた場合は、通常インクで印刷するため、雨や結露でインクが落ちてしまう場合がございます。
耐水性のポスターをつくる際に一番適している紙は、「ユポ紙」です。ユポ紙は、下記のような特徴を備えた紙です。
・水に濡れても大丈夫
・破れに強い
・表面がなめらかで均一な質感
・油分や薬品がついても劣化しにくい
・環境に優しい
耐水性は抜群で、水に濡れても形状はほとんど変わりません。耐水性のポスターを作るのに一番効果的な方法といえます。
耐水性のポスターを作る頻度が高い会社であれば、ラミネート加工ができる機械を購入し、耐水加工を施すこともできます。
家庭用など小さめのラミネート加工用機器であれば、3,000円ほどから購入をすることが可能です。
プリンターでは印刷できないA1などのポスターや、耐水性をより強くしたい場合には、業者へ依頼しましょう。業者に依頼すると、ポリプロピレンなどの強度のある合成紙(ユポ紙)を使用して、破れず、水にも強いポスターを作成できます。さらにその合成紙にラミネート加工を施すことにより、耐水性が高いポスターができあがります。
また、印刷用紙が耐水性になっていない場合、ラミネート加工だけでは耐水性はあまり強くありません。なぜなら、ラミネート加工は、紙にフィルムを貼っている状態なので、紙の端から水が入ってしまうことがあるからです。
耐水性のポスターを作る目的として一番多いのは、屋外用のポスターをつくることでしょう。その場合、インクは耐光性のものをおすすめします。
屋外でポスターを使用する場合、ポスターは長時間紫外線にさらされるため、印刷は早く劣化します。耐光性インキで印刷をすると、発色の良い状態を長期に渡って保つことができるのです。
耐水性のポスターの料金はさまざまですが、参考価格は下記のようになっています。
サイズ:A2サイズ
紙:ユポ紙(130μ)
数量:10部
インク:耐光性インク、片面カラー
料金:20,000〜40,000円
価格は販売業者によってかなり開きがあります。もちろん数量が増えるほど価格は安くなり、2,000部などの大量発注では、価格が大幅に安くなります。
1部や10部など少ない数だとかなり高額です。家庭用のラミネート加工機を買ったとしても、自分で作成した方が安くなることもあります。
特に、ポスターを作る機会が多い場合は、後々使用することも考えて、自分でポスターを作る機器を揃えるのもひとつの手です。
耐水性のポスターは作成にかなりの費用がかかるため、室内用でいいものは、別で作成しましょう。その場合に使用すると良い紙は、上質紙やコート紙です。
その中でも、ポスターに後から何か手書きで書き足すことがある場合は、上質紙を使用した為書印刷がおすすめです。為書印刷は主に選挙時の応援で使うポスターで使用する印刷方法です。
耐水性があるポスターを作る際に知っておくべきことを紹介しましたが、いかがでしたか?
もう一度まとめると、耐水性で屋外の使用に強い紙ポスターをつくるためには、紙はユポ紙、インクは耐光性のものを使用するのがベストです。
さらに、ラミネート加工で表面を加工するとさらに耐水性や強度の高いポスターをつくることができます。
そこまでの強度や大きさが必要のないポスターの場合は、家庭用のプリンターと家庭用のラミネート加工機で十分な場合もあります。
用途に合わせて、最適な耐水性のポスターを作りましょう。