暑中見舞いはがきのデザインの作り方とは?代表的な3つの方法を紹介
「今年こそはオリジナルの暑中見舞いはがきを作ろう!」と決めたものの、「デザインの作り方がわからない」「デザインを作るのは難しそう」と感じる方も多いでしょう。暑中見舞いは日本における古くからの習慣であり、デザインや記載内容、送付時期を間違えてしまうと相手に失礼な印象を与えかねません。 そこで本記事では、暑中見舞いはがきの概要や出す時期、種類、デザインの作成方法などについて解説します。
「今年こそはオリジナルの暑中見舞いはがきを作ろう!」と決めたものの、「デザインの作り方がわからない」「デザインを作るのは難しそう」と感じる方も多いでしょう。暑中見舞いは日本における古くからの習慣であり、デザインや記載内容、送付時期を間違えてしまうと相手に失礼な印象を与えかねません。 そこで本記事では、暑中見舞いはがきの概要や出す時期、種類、デザインの作成方法などについて解説します。
目次
普段からお世話になっている方へ暑中見舞いはがきを送る際は、本来の意味や伝えたい内容について正しく理解しておく必要があります。基本的な情報から確認していきましょう。
暑中見舞いはがきは、相手の様子をうかがうための夏手紙です。暑い中で過ごす相手の健康を思いやり、無沙汰をお詫びします。近況報告をするための挨拶状なのです。
手紙以外にも贈り物などを通じて行う場合もあり、形式はさまざまです。中でも暑中見舞いはがきは、気軽かつ思いを込めやすいツールの1つといえるでしょう。
次は暑中見舞いに書きたい基本的な内容についてです。暑中見舞いはがきは時候の挨拶、主文などの組み合わせによって構成されます。
基本的な構成や要素は次の通りです。
暑中の挨拶:「暑中見舞い申し上げます」「厳しい暑さの毎日ですがいかがお過ごしでしょうか」
時候の挨拶:「暑さ厳しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか」「蝉の声が日増しに賑やかになるなか、お変わりなくお過ごしでしょうか」
主文:「元気に過ごしておりますのでご休心ください」「お陰様で私どもは一同、元気に過ごしております」
結びの挨拶:「炎暑酷暑のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます」「これからも酷暑が続きますので、くれぐれもご自愛ください」
日付:「〇〇年 盛夏」「〇〇年 八月(送る月)」
まずは送る相手に対して、このはがきは暑中見舞いの挨拶であることを伝えます。次に、時候の挨拶を用いて暑い中過ごす相手を思いやり、主文では自身の近況報告を書きましょう。
最後は、結びの挨拶と日付をもって今後の健康を祈念するように締めます。暑中見舞いはがきは、このような要素で構成されることをまずは理解しておきましょう。
暑中見舞いはがきには一般的に「出す時期」が存在します。暑さが少しずつ厳しくなる小暑から立秋前日までが、はがきを出すのに適した時期といえます。
また最も暑い時期で、夏の土用と呼ばれる約18日間が「暑中」です。この時期に暑中見舞いはがきを出してもいいでしょう。最近では、梅雨が明けてから、立秋の前日までと考えている人が多いようです。
暑中見舞いはがきをいつ出すのかを決めたら、そこから逆算して作成の準備を始めましょう。
暑中見舞いはがきは大きく分けて2種類に分かれます。それぞれに特徴がありますので、用途や好みに合った種類を選ぶようにしましょう。
1つ目は高いデザイン性を実現できる「ポストカード」です。ポストカードの表裏は白紙が一般的であり、宛名面と裏面のどちらにもデザインを入れる場合はポストカードがおすすめです。
光沢やとマットなどの紙質も選べるため、デザインのイメージを壊すこととなく作成できます。ただし、切手の購入は別途必要であり、自身で貼り付ける必要があります。
2つ目は切手不要の「官製はがき」です。切手の貼付を必要としない官製はがきは、多くの枚数を送るときに便利です。
ただし紙質は上質紙のみしか使用できず、デザインも裏側にしか施せない点は覚えておきましょう。
オリジナルの暑中見舞いはがきを作成するときに、一番気になるのは、デザインの作成方法です。ここでは代表的な4つの方法について紹介します。
Wordのテンプレートを活用して作成する方法があります。Wordとは、マイクロソフト社が販売する「Microsoft Office」に含まれるソフトのことです。
主に文章作成する際に、多く利用されています。そのWordで利用できる無料のテンプレートがインターネット上には多く存在するため、一からデザインを考えずに使用できます。
普段から仕事でWordを利用している人やデザイン制作に時間が取れない人などは、既存のWordのテンプレート活用をおすすめします。
スマホアプリを活用して暑中見舞いはがきを作成することもできます。作成のために必要なのは、自分のスマホにアプリをインストールすることだけです。
暑中見舞いはもちろんのこと、年賀状や喪中はがき、寒中見舞いなど豊富なテンプレートが用意されています。お気入りのデザインテンプレートを選択し写真やテキストを入力するだけで、誰でも簡単にオリジナルの暑中見舞いはがきの作成が可能です。
アプリによっては自宅やコンビニのプリンターで印刷できるものもあり、その手軽さがスマホアプリの特徴といえるでしょう。
印刷会社が用意するデザインテンプレートの利用もおすすめします。各社さまざまなデザインテンプレートを用意しており、お気に入りのデザインがすぐに見つかるでしょう。
無料のオンラインデザインシステムを用意する会社であれば、テンプレートをベースにオリジナル性の高い暑中見舞いはがきを作成できます。またデザインだけでなく、印刷や郵便局への投函まで代行してくれるサービスもあり、その利便性の高さが特徴です。