チラシ作りに役立つ、普通紙とマット紙の特徴
印刷に使う紙にこだわる事も、魅力的なチラシ作りに欠かせない作業です。まずは、比較的利用しやすい普通紙とマット紙の違いをおさえておきましょう。この2つを使いこなす事で、他の多種多様な用紙を使う際も、悩まずに選べるようになります。
印刷に使う紙にこだわる事も、魅力的なチラシ作りに欠かせない作業です。まずは、比較的利用しやすい普通紙とマット紙の違いをおさえておきましょう。この2つを使いこなす事で、他の多種多様な用紙を使う際も、悩まずに選べるようになります。
普通紙は何の加工もされていない紙です。安価なだけでなく、どのプリンターにも適合するため、手軽に利用する事ができます。印刷所に注文する際は、この普通紙の厚さを選ぶ事ができます。何千枚も印刷する場合は標準の厚さで大量に印刷すると、コストがおさえられます。また、少し厚みのあるタイプは冊子の表紙や名刺にも使うことができます。
マット紙とは表面にマット系の塗料を塗った紙の事です。光沢がおさえられており、表面がテカテカしていないため目にやさしく、落ち着いた上品な印象を与える事ができます。厳かな雰囲気を演出する事ができるため、美術館や演奏会などの案内に使うと良いでしょう。また、表面のコートがインクを馴染みやすくする性質を持っているため、色の再現率が高く、カラー印刷にも向いています。
特徴の違う用紙を効果的に組み合わせると、とても上質なチラシを作る事ができます。例えば、3枚セットのチラシの場合、表紙となる1枚目にマット紙を使う事で、豪華な印象を一目で与える事ができます。中に使う普通紙も少し厚めの物にすると、表紙とバランスが取れて全体がひきしまるでしょう。マット紙は普通紙よりも少し高価になるため、マット紙をポイントで使い、他を普通紙で補うようにすると、コスト面を抑える事もできます。
印刷所で選べる用紙は、個性的で選ぶのにも一苦労してしまいます。普通紙とマット紙の使い方をおさえる事で、基本的な用紙選びを覚える事ができます。他の用紙にチャレンジする前に、この2つを利用して感覚を掴んでみると良いでしょう。