冒険してみる!あえてセオリーをはずしてデザインをするメリット
クリエイティブな活動の代表格ともいえるデザインですが、デザインにも当然ながら「定石」というものはあります。これを知って守ることが、デザインの質向上に繋がり、また高品質なデザインを多く生み出すことの要になります。しかし、ときにはこのセオリーをあえてはずして、新しいデザインを模索するのもよいのではないでしょうか。
クリエイティブな活動の代表格ともいえるデザインですが、デザインにも当然ながら「定石」というものはあります。これを知って守ることが、デザインの質向上に繋がり、また高品質なデザインを多く生み出すことの要になります。しかし、ときにはこのセオリーをあえてはずして、新しいデザインを模索するのもよいのではないでしょうか。
セオリーを守ったデザインにはない個性が生まれるので、より目立ちやすくなるといえるでしょう。また、セオリーは安定感を持たせるための仕掛けが多いので、それをはずすことで生まれる意外性に惹かれる人もいるかもしれません。
制限がなくなることによって自由度があがるので、クライアントやデザイナーの感性により添いやすくなる可能性があります。特に言葉になりづらい部分は、「説明できないからダメ」と押しつぶさず、活かすことができるかもしれません。
あえてはずそうと考えみることで、セオリーについて「なぜ必要なのか」「どういった効果があるか」を実感できやすくなります。また、長年の知恵とされているセオリーの意外な矛盾点を発見できてしまうかもしれません。どちらにしても、デザイナーとして進化するきっかけになるでしょう。
人は矛盾したものや不安定に感じるものに引かれる習性があります。これは「解決しよう」と探る心理が裏で働いているから起こっており、人はその対象物に夢中になるのです。あえてセオリーをはずす冒険をすることで、「なにこれ!」と人を引き寄せるデザインが生まれるかもしれません。