デザインの鍵を握る「色数のコントロール」
フルカラーのチラシ、落ち着いたモノクロのチラシ。色数が変わるだけで、受け取る印象も大きく変わってきます。実はデザインにおいて「何個の色を使うか」は大切な要素なのです。この記事では「基本の色数とデザインのポイント」についてご紹介します。
フルカラーのチラシ、落ち着いたモノクロのチラシ。色数が変わるだけで、受け取る印象も大きく変わってきます。実はデザインにおいて「何個の色を使うか」は大切な要素なのです。この記事では「基本の色数とデザインのポイント」についてご紹介します。
洗練されたデザインの多くは、少ない色数で構成させれていることがほとんどです。基本は「3色~4色」で、できるだけ少ない色しか使わないように心がけましょう。多すぎる色は「まとまりがない」「ゴチャゴチャしている」といったイメージを抱かれてしまいやすいため、初心者には難易度が高いのです。
使用する色が決まったとしても、それをそのまま同じ量使ってはメリハリのあるデザインは作れません。メイン、サブ、アクセント、の3つの分類に色を振り分け「7:2:1」のように大まかな配色の面積比を考えていきましょう。
反対色とは「対極の色味を持つ色」のことで、青と黄、赤と緑、白と黒、などがその組み合わせにあたります。全体のデザインにメリハリをつけるためにも、メインカラーとアクセントカラーは反対色である方がいいでしょう。
この他にも、色数に視点をおいたデザインの方法は数多くあります。チラシのデザインに慣れてくれば取り入れてもいいでしょう。しかし、慣れないうちは「3~4の色数」で、「面積比を考え」そして「メインとアクセントは反対色」を心がけてみましょう。