2022年は寅年!寅の意味や由来、壬寅について解説!
2022年は寅年(とらどし)。十二支の三番目となる寅は、勇敢で強いイメージがあります。では「寅年」は、どのような年になるのでしょうか?今回は寅年をテーマに、十二支の意味やその由来、2022年に訪れる「壬寅」を解説します。寅年の方は、自身の干支について知る機会にしてください。
2022年は寅年(とらどし)。十二支の三番目となる寅は、勇敢で強いイメージがあります。では「寅年」は、どのような年になるのでしょうか?今回は寅年をテーマに、十二支の意味やその由来、2022年に訪れる「壬寅」を解説します。寅年の方は、自身の干支について知る機会にしてください。
目次
2022年は寅年のなかでも、特別な年であることをご存知ですか?来年は、60年に一度の「壬寅(みずのえとら)」です。寅年の方にとっては、一生に1、2度しか訪れない特別な1年。では本来、寅年とはどのような年なのでしょう。そして壬寅とは何なのでしょうか。寅年の意味や由来、壬寅について、向かい干支についてなどを解説します。
「寅」とは、方角においては東北東、時刻では午前3〜5時を指す漢字です。寅とは、すなわち動物の「虎」を表しています。大きな身体と鋭い牙からは、勇敢さや力強さ、溢れるほどの自信を感じられるでしょう。
漢字の由来としては、「引く」や「伸ばす」などと同じニュアンスです。『漢書 律暦志』では、草木が伸びていく様を表した漢字と記されています。天に向かってたくましく伸びていく草木の姿は、まさしく気高い虎そのものといえるでしょう。
では寅年とはどのような年なのでしょうか?過去の寅年は、以下のような出来事があった年でした。
・バブル経済の始まり
・世界初の女性宇宙飛行士が誕生した
・世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」が開通
・人類初の有人衛星が達成された
・バラク・オバマ氏が大統領に就任した
過去を遡っても、寅年には「初」や「新」という漢字がつくような出来事が多くありました。2022年も「何か新しいことが始まる年」になるかもしれません。新しいことに抽選する年としては、最適な1年間になるでしょう。
2022年は寅年のなかでも、特別な年。60年周期で訪れる「壬寅(みずのえとら)」にあたる年とされています。「壬(みずのえ)」とは、ゆったりカーブを描きながら流れる大河を表しています。加えて「決断」の意をもつ「寅」が合わさった2022年は、安定性や落ち着きをもちながらも、はっきりと決断できる年。
心にゆとりをもち、おおらかに物事を見定めることができるでしょう。感染症の拡大が騒がれますが、来年は冷静さを失わずに行動できる年になると良いですね。
干支にはそれぞれ「向かい干支」があります。十二支を円状に並べたとき、各干支の正面(向かい側、または対角線上)に置かれるのが「向かい干支」です。十二支を横に並べた場合は、対象の干支(自身の干支)の隣から数えて、6番目の干支となります。
向かい干支は、別名「守り干支」や「裏干支」とも呼ばれており、両者は正反対の性質を持つとされています。そのことから、自身がもっていないパワーを与えてくれる干支と信じられてきました。向かい干支を大切にすると、幸せが訪れるなどの言い伝えもあります。
寅年の向かい干支は「申(さる)」です。寅年の方は、自身の干支だけでなく「成長」や「去る(終わる)」の意味をもつ「申年」も大切にし、よりたくさんの幸せが訪れる年にしてみてください。
動物の虎から連想するイメージは「強そう」や「たくましい」、「堂々としている」などでしょう。では実際、寅年の方の性格には、どのような傾向があるのでしょうか?ここでは、寅年の方の性格的な特徴や相性のよい干支について解説します。普段、自分自身の性格について考える機会は少ないかもしれません。ぜひこの機会に、自身の性格と向き合ってみてください。
寅年の方は、以下のような性格をもっていると言われています。
・信念が強い
・勇敢
・正義感が強い
・チャレンジ精神が強い
・情熱的
・完璧主義
・単独行動を好む
何事にもたくましく挑んでいき、そのうえ一人でもへっちゃら・・・。いずれの特徴にも、意志の強さが表れていることから、寅年の方は「虎」のイメージ通りの性格と言えるでしょう。
反面、「1人で思い悩む」や「過度な大口をたたいてしまう」といった、マイナスな面もあります。寅年の方は、少しプライドが高くなりがちな傾向にあるかもしれません。ときには、周囲に甘えたり、弱い部分を見せたりすることも必要でしょう。
情熱的な寅年の方と、相性が良い干支は何でしょうか。陰陽五行思想に基づく相性診断において、寅年と相性の良い干支は「午年(うまどし)」と「戌年(いぬどし)」、そして「亥年(いのししどし)」とされています。
寅年の方と「午年」や「戌年」の方とは、良き協力関係、「亥年」の方とは順調な関係が築けるでしょう。十二支を円で描いた時に正三角形となる「寅・午・戌」の3者は「全員が揃えば敵なし」とされるほど、チームを築くことができます。
干支の話をしているとき「◯年生まれです」と言われても、年齢がすぐにわからないことってありますよね。寅年の方は、何年生まれで何歳なのでしょうか?以下の早見表を参考にしてみてください。
ここまでの内容で、干支の意味や由来、向かい干支、性格的な特徴、相性の良い干支、年齢など、寅年に関するさまざまなことをお分かりいただけたでしょう。「自分こそが情熱的で勇ましい寅年生まれだ」という方や、周囲に寅年の方いるという方は、ぜひ参考にしていただければと思います。最後は「寅」に関する豆知識をご紹介。動物としての虎の性格や、虎に関連することわざの意味などを解説します。
寅年生まれさんの性格はお分かりいただけたでしょう。では実際、動物の「虎」はどのような性格、または生態なのでしょうか。
虎は基本的に単独で生活している動物です。メスは縄張りの範囲が狭く、オスは広い傾向にあります。ライオンと並び、生態系のなかではトップに分類されています。ネコ科なため、基本的な性格は家庭で飼われている猫と大きく変わりません。単独行動を好むマイペースな性格ですが、縄張り意識は強いです。野生の虎は、毎日自身の縄張りを見回り、侵入者がいないかチェックします。マイペースな一面と強い警戒心を併せ持った動物と言えるでしょう。
虎を使ったことわざは実に多くあります。以下で、一部をご紹介します。
騎虎(きこ)の勢い
勢いやはずみが付くと、途中では止められないことを指すたとえ
虎の威を借る狐
強いものの力を借りて威張る小者を指すたとえ
虎の尾を踏む
虎の尾を踏む 極めて危険であること。危険をおかすことのたとえ
羊質虎皮(ようしつこひ)
見た目だけが立派だが、質が伴っていないことのたとえ
他にも、もともと強いものがさらに強くなることを指す「虎に翼」など、ことわざや四字熟語では、強いものや立派なものの象徴として「虎」が使われることが多いです。ぜひ使ってみてください。
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