余った年賀状はどうする?有効活用する3つの方法を紹介!
年賀状は書き損じや印刷ミスに備えて、必要な枚数よりもたくさん準備して年賀状作成へ取りかかる人が多いでしょう。しかし、宛名書きの失敗や印刷ミスがなかった年賀状を余らせておくともったいないです。 当記事では余った年賀状を有効活用する3つの方法をみていきましょう。
年賀状は書き損じや印刷ミスに備えて、必要な枚数よりもたくさん準備して年賀状作成へ取りかかる人が多いでしょう。しかし、宛名書きの失敗や印刷ミスがなかった年賀状を余らせておくともったいないです。 当記事では余った年賀状を有効活用する3つの方法をみていきましょう。
目次
余った年賀状を有効活用する方法に、「郵便局で切手や郵便はがきに交換」「金券ショップなどで換金」「通常のはがきとしてそのまま利用」「NPO団体などへの寄付」などが挙げられます。
多めに購入した年賀状を使わずに、余らせてしまったことは誰しもあることでしょう。ここでは、余った年賀状を有効活用する方法を4つ解説します。
余った年賀はがきは、交換手数料を払えば郵便切手や普通はがきに交換できます。必要な手数料は郵便商品によって異なりますが、切手やはがきは1枚につき5円、往復はがきや郵便書簡は1枚につき10円、レターパックは1枚につき42円必要です。
なお現金との交換はできない点に注意しましょう。あまり知られていませんが、ゆうパック送料は切手で支払い可能なので活用してみてください。
年賀はがきは切手部分である料額印面へ「年賀」と印刷されていますが、通常はがきとしても使用可能です。年賀はがきを通常はがきとして差し出す場合は注意点が2つあります。
1つ目は「料額印面」に印刷している「年賀」の表記を二重線で抹消してからポスト投函しましょう。2つ目はフォーマルな手紙に抹消したはがきは気分を害する人もいるので、懸賞応募用として使うのがおすすめです。
NPO団体や民間企業の中には、書き損じ年賀はがきの寄付を募っている場合があります。年賀はがき以外にも通常のはがき、使う予定のない切手の寄付も受け付けている場合もあり、換金されたお金はあらゆる活動の支援資金へ充てられます。
使わなかった年賀はがきや書き損じたはがきが、社会を支える活動の一端を担っているのです。
余った年賀状でできないことに「一度投函したものを交換」「料額印面に汚れがあるものの交換」「翌年の年賀状との交換」などがあります。
年賀状は他の郵便商品と異なり、交換手数料や年賀はがきから年賀はがきへ交換する際の取り扱いが異なります。ここでは余った年賀状でできないことをチェックして、無駄にしないようにしてみてください。
一度投函して使用した年賀はがきは交換できません。年賀はがきは通常はがきと異なり「消印」が押されていないため、一見しただけでは書き損じのようにも見えます。
しかし、郵便局が一旦引き受けた年賀はがきは、目には見えない仕分け用の特殊インクが付いているため判別可能で、宛先不明で戻ってきた場合も同様です。正しい住所に書き換えて再度投函する場合は「再差出」と赤ペンで記入し、63円切手を貼るようにしてください。
書き損じであれば交換手数料を払うことで、新しい郵便商品と交換できます。しかし料額印面が汚れている場合は交換できない場合があるため注意しましょう。
料額印面の汚れは切手やはがきに消印していることと同じ意味であり、前述した「一度投函した年賀はがき」と同一のものと判断されることがその理由です。しかし「印刷のミス」といった事情を説明すれば応じてもらえる可能性もあります。いずれにせよ、料額印面は汚さないように注意してください。
年賀はがきは販売時期を過ぎてしまうと、通常はがきの取り扱いへ変わります。そのため、年賀はがきを違う種類の年賀はがきと交換する場合は、「販売期間内」での申し出が必要です。
よって、翌年と前年での年賀はがきの交換はできません。また交換できる場所はコンビニなどで購入した場合でも郵便局の窓口のみとなるので、あわせて覚えておきましょう。
手数料を掛けずに無料交換する条件には「服喪期間(喪中)である」「購入した年賀はがきの種類が間違っていた」などが挙げられます。
余った年賀状を交換する際、2つの条件に当てはまれば交換手数料の節約にもつながるため事前に確認しておきたいものです。ここでは余った年賀状を無料交換できる2つの条件に関する内容を詳しくみていきましょう。
急に身内が亡くなってしまい、年賀状を出す直前で喪中期間に入ってしまうことも考えられます。喪中の間は年賀はがきを出さないのが一般的で、この理由の場合には交換手数料を掛けずに通常扱いの郵便商品へ交換可能です。
また喪中欠礼はがきに使われることが多い「胡蝶蘭」への交換にも対応してくれます。ただし喪中であることが理由で他の郵便商品へ無料交換できる期間には限りがあるため、注意が必要です。販売期間内に最寄りの郵便局へ足を運び「服喪期間中になってしまったこと」を郵便局の窓口で伝えて、交換してもらいましょう。
年賀はがきの種類は、「無地普通紙」や「無地インクジェット紙」など似たような見た目のものから「キャラクター年賀」や「絵入り」などさまざまです。そのため、種類を買い間違えてしまうといったケースも多々あります。
購入した年賀はがきの種類を間違えていた場合、同じ年度の年賀はがき種類のみ交換手数料が不要です。ただし販売期間内であっても、通常扱いの郵便商品へ交換してもらう場合は手数料が必要となるので注意してください。