コンビニ年賀状とネット印刷年賀状、どちらがよいのか徹底検証!
年末が近づくと、そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。中には、いつも年末ぎりぎりになって慌てるので「今年こそは早めに準備しよう」と思っている人も多いことでしょう。 そこで、「早く安価に作成できる」として利用者が急増している「コンビニ年賀状」と、「ネット印刷年賀状」の違いについて徹底検証しました。
年末が近づくと、そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。中には、いつも年末ぎりぎりになって慌てるので「今年こそは早めに準備しよう」と思っている人も多いことでしょう。 そこで、「早く安価に作成できる」として利用者が急増している「コンビニ年賀状」と、「ネット印刷年賀状」の違いについて徹底検証しました。
目次
日本人の生活に欠かせない存在になっているのが、「コンビニ」の略称で親しまれているコンビニエンスストア(英語で「便利な店」の意味)です。その名のとおり日常生活で必要な物のほとんどが買えるコンビニでは、年賀状の購入も可能です。
そこで、コンビニで購入できる年賀状の種類や購入方法などについて紹介しましょう。
コンビニにはいろいろな絵柄が入った多種多様なお年玉付き年賀状が揃っており、送る人に合わせて好みのデザインを選べる楽しさがあります。郵便局で販売されている裏面が無地のお年玉付き年賀状の定価は、1枚63円でコンビニでも同じです。
1枚ずつ購入できる店舗もありますが、コンビニでは5枚または10枚セットでの販売が多く、裏面に絵柄が印刷されたものは3枚290~350円ほどで販売されています。アニメなどのキャラクター入りのものは価格が高めですが、人気が高いほど早く売り切れるようです。
宛名と文面をすべて自分で印刷する人は、「インクジェット紙」か、絵柄面が「光沢紙」や「写真用紙」になっている年賀状を選びましょう。
コンビニで年賀状を買う際に「まとめ買いで単価を安くしたい」という場合には、クレジットカードで支払いましょう。
たとえば、セブンイレブンで年賀状を買ってもnanacoカードのポイント付与の対象外ですが、クレジットカードでセブンイレブンのnanacoカードにチャージすればポイントがつきます。つまりポイント分が値下げ金額に相当するというわけです。
年賀状を数十枚単位でまとめ買いする人にはおすすめの方法といえるでしょう。
コンビニで年賀状を作成するには「店内のマルチコピー機を使って年賀はがきに自作の原稿をプリントする方法」と、「店内に置かれたカタログを見て注文する方法」の2通りがあります。
店内プリントとカタログ注文のどちらにも一長一短があり、「どのような年賀状を何枚作成するか」によってどちらを選ぶかを決めるべきです。両者の特徴を見てみましょう。
年賀状をすばやく作成するには、コンビニ店内に設置されたコイン投入式のマルチコピー機を使い、年賀はがきに自作原稿を直接プリントするのが手っ取り早い方法です。しかしこの方法では、印刷する枚数が多いと一人でマルチコピー機を長時間独占することになり、一度に大量の印刷はおすすめできません。
費用面を考えてみても、カラー印刷は1枚50~60円の単価で割高であるため、コンビニ店内のマルチコピー機で年賀状を作成するのは枚数が少ない場合に限られるでしょう。費用を節約するのならば1枚20円程度の白黒印刷にするしかなく、色鮮やかな年賀状は作れません。
年賀状を大量に印刷する場合、以前は街のプリントショップか印刷専門店に注文していました。近年ではプリントショップや専門店ではなく、コンビニでの印刷注文が可能です。
毎年11月頃になると、各コンビニの店舗に「年賀状印刷カタログ」が置かれます。そのカタログから好みのデザインを選んで注文すれば手間がかからず、50枚や100枚といった大量の年賀状が印刷可能です。
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コンビニで年賀状を作成する方法には、店内でプリントするケースとまとめて印刷注文するケースの2通りがあります。どちらにもメリットがありますが、その反面デメリットも少なくありません。場合によりますが、ネット印刷にするほうがより綺麗に仕上がり、単価も安いことが多いのです。
以下では、コンビニ年賀状のメリットとデメリットの両方をチェックしていきます。
コンビニで年賀状を購入するメリットには、まず「近くて便利」という点が挙げられます。裏面が無地である普通のお年玉付き年賀状は、わざわざ郵便局まで行かなくとも自宅や勤務先の近くのコンビニで購入できるのです。
多くのコンビニでは、11月の初旬に申し込むと20%ほど割り引かれる「早割りサービス」の印刷注文を取り扱っています。また複数の絵柄を選ぶことで割引となる「複数割」といったサービスも展開されているようです。
年賀状を50枚以上購入し、同時に印刷もしたい個人や企業にとっては大きな魅力といえるでしょう。
普通のお年玉年賀状を購入するのであれば、コンビニを利用する上でデメリットは存在しません。コンビニのデメリットを挙げるとすれば、店内のマルチコピー機を使って年賀状を印刷する場合、一度に大量の枚数を印刷しようとするとほかの利用者に迷惑をかける可能性がある点でしょう。
ちなみに店内設置のマルチコピー機はレーザープリンターであるため、インクジェットプリンターよりも色のクオリティが落ちるというマイナス面があります。
コンビニで年賀状印刷を注文するのは手軽で便利な方法ですが、便利さゆえの落し穴があるので注意が必要です。コンビニは食品から日用品、雑貨類まで多くの品物を取り扱っているだけに、混雑時には注文したくても待たされたり、不慣れなバイト店員にあたって対応に時間がかかったりすることもあるでしょう。
またコンビニは受けた注文を印刷業者にわたす仲介役であるため、出来上がりに不備があった場合に時間がかかる場合も考えられます。コンビニで年賀状の印刷を注文する際には、これらのデメリットを十分に理解しておくことが大切です。
コンビニでは、自作のデータを持ち込んで店内のマルチコピー機で印刷できます。とはいえ、手間や費用を考えるならば、年賀状を10枚以上印刷したいという人は正式に印刷の注文をするほうがベターでしょう。
コンビニにおける年賀状の印刷注文とネット印刷それぞれの特徴をチェックした上で総合的に判断すると、年賀状をまとめて印刷するのならばコンビニよりもネット印刷を選択すべきです。なぜコンビニで印刷を注文するよりもネット印刷がよいのか、両者の違いを比較してみましょう。
コンビニでの年賀状印刷には、手軽にできるという利点があります。しかしどうしても絵柄などの種類が限られ、また注文後のアフターサービス面における不安感も少なくありません。
その点ネット印刷は種類の豊富さやサービスの充実度、多様性においてコンビニよりもまさっています。さらに枚数が多くなるほどネット印刷は単価が下がるため、個人だけでなく企業や団体などがまとめて大量に発注するケースでもおすすめできるのです。
コンビニとネット印刷は、年賀状を印刷するにあたってどちらも利便性が高いといえます。両者を印刷単価で比較してみると、コンビニ印刷は1枚あたり約15円、ネット印刷だと約11円~15円です。早割りサービスを提供するネット印刷であればさらに安くなるため、価格面ではネット印刷のほうがお得といえるでしょう。
年に一度の年賀状印刷は、用途に合わせて選ぶのが理想です。コンビニとネットの両者を比較した場合、やはり年賀状は信頼度が高いネット印刷を選ぶのがベストな選択だと結論づけられます。