掲載情報が少なすぎるときはデザインの力で解決しよう!
情報の多いチラシをまとめるのは大変ですが、実は情報が少ないチラシをまとめるのも大変なのです。だからといって必要もない情報を掲載することには意味はありません。それよりも少ない情報でも魅力的なチラシを作ればいいのです。少ない情報だからこそできるチラシのデザイン方法を紹介します。
一番伝えたい事を最大に強調する
チラシに掲載する内容の中で最も重要な情報を決めてください。特売のチラシを出す場合、セールをすることが重要なのか、それともその日付が重要なのか。もしくは目玉商品ということもありますね。ここが突破口です。
チラシを手にした人が一瞬で一番伝えたい事を理解できるデザインを心がけましょう。名刺をイメージしてください。「名前」そして「会社名」と大切な情報が強調され埋もれることなくアピールできているのがわかります。
余白を意識してバランスよく配置する
情報量が多くてスカスカに見えるチラシにしないためには「余白」の意識が重要になります。情報量が少ないとレイアウトが自由にできます。だからといって好き放題に置いたときに全体のバランスが崩れてしまいます。左右のバランス上下のバランスをとりましょう。
画像や文章、それぞれの要素が近づきすぎないように注意してください。それぞれの枠を大きめに取り、ゆとりのあるデザインを心がけましょう。
チラシのデザインに溺れないこと
情報量が少ないからデザイナーにしてみればあれこれ手を加えたくなります。必要以上に飾ってしまったり、伝えたい事よりも全体のデザインのほうが目立ってしまうチラシがときどきあります。せっかく情報がシンプルなのにデザインで台なしになっていることがよくあります。目的を見失わないようにしてください。
チラシはデザイン力をアピールする場ではありません。若手ほど自分のデザイン力を見せようとする傾向にあるのできをつけてください。
まとめ
情報量が少なすぎるということはそれだけ伝えたいことがはっきりしているということでもあります。そのようなチラシをデザインする人は少ない情報をどう表現すれば伝わりやすいかを考えてください。ウケを狙ったりせずにまっすぐでシンプルなデザインが一番です。インパクトのあるわかりやすいデザインでチラシを作りましょう。
