ポスティングを効果的に-配布エリア選定の方法-
ポスティングの効果は、店舗や事業所の周辺エリアやお客様の特性をどれだけ把握しているかによって異なってきます。やみくもにポスティングしても、まぐれ当たりはありますが、空回りに終わることが多いと思います。
では、どのようにエリア特性を把握するのでしょうか。今回はエリア特性を基に配布エリアを選定する方法について解説していきます。
ポスティングの効果は、店舗や事業所の周辺エリアやお客様の特性をどれだけ把握しているかによって異なってきます。やみくもにポスティングしても、まぐれ当たりはありますが、空回りに終わることが多いと思います。
では、どのようにエリア特性を把握するのでしょうか。今回はエリア特性を基に配布エリアを選定する方法について解説していきます。
まずは、お知り合いの方(ご友人や従業員の方)でポスティングしたいエリアに詳しい方がいれば、その配布エリアの特性についてヒアリングをして、エリアセグメンテーションの仮説を立てます。
取り扱っている商品やサービスの購買層になりそうな人が住んでいるエリアを地図にプロットして、有力な配布エリアを選択していきます。
各市町村のホームページなどには、世帯数・人口などが掲載されていますので、ポスティング数量の参考になります。
取り扱っている商品やサービスによっては、老若男女問わずほとんどの人が対象となることもあれば、富裕層のご婦人が対象となることもあります。仮に後者がターゲットということであれば、高級住宅地などが配布エリアとして狙い目になります。
ポスティングでチラシを配布するうえで、店舗の立地も重要な要素となります。ロードサイドに位置する店舗であれば、遠方からのお客様もご来店されることも少なくないと思います。
反対に、住宅地や商店街に立地している店舗であれば、店舗から徒歩圏内が商圏になります。お客様が遠隔型なのか近隣型なのかどうかを見極めてエリア計画を組み立てましょう。
さらに、日常品を扱っているのか、買い回り品を扱っているのかによってもエリア選択範囲を絞ることができます。
塾やスポーツジムなどはどうしても頻繁に利用するので、近隣のお客様が最大のターゲットになります。地図上に500m、1km、3kmなどの同心円を描いて、店舗の商圏マップを作成し、ポスティングの配布範囲を絞り込みをしてください。
ラクスルでは中心地を指定して、円を描くようにポスティング範囲の指定が可能です。
ポスティングをするだけでなんとなく終わってしまっていませんか。
自分でやるにしろ、業者にまかせるにしろ、そこにはコストが発生しています。発生するコストを無駄にしないためにもデータでポスティング配布の効果の「見える化」を進めましょう。
最初に、ポスティングの実施状況を記録します。ポスティングは通常1週間以内のレスポンス率が高いので、配布実施の日程を記録しましょう。
さらに、ポスティングは繰り返し反復して配布を行うことで効果が上がってきます。1年間など一定期間のなかで、何回ポスティング配布を行ったかという反復状況も記録しておきます。
ポスティングへの問い合わせ回数、お店の来店客数、販売金額などとの相関度合いを見ることによって、どのエリアにポスティングをすると効果があるのか、何回位ポスティングをすると効いて来るのかといった経験・ノウハウが蓄積されていきます。
これらのデータをベースにポスティングの計画をさらに再編したり、エリアの見直しを進めていくことが非常に大切です。最終的にはポスティングの費用対効果を計算できるようにしましょう。
ラクスルなら、地図から簡単にエリア選択ができて、チラシ印刷~ポスティング配布まで一括で発注することができます。