手書きイラストをデザインに使う時、気をつけたい3つのポイント
手書きイラストを使用すると、それだけで紙面に温かみが出ます。親しみやすい雰囲気が出るので、使用したいと考える人は多いのではないでしょうか。データで入稿を行なっていただくため、お客様はスキャンをしていただくことになります。今回は、手書きイラストをスキャンする際の注意について、ご説明します。
手書きイラストを使用すると、それだけで紙面に温かみが出ます。親しみやすい雰囲気が出るので、使用したいと考える人は多いのではないでしょうか。データで入稿を行なっていただくため、お客様はスキャンをしていただくことになります。今回は、手書きイラストをスキャンする際の注意について、ご説明します。
スキャナーが原稿を読み取る際、光っているのは皆様ご覧になったことがあると思います。イラストを薄い紙に描いてしまうと、裏面が透けた状態でデータ化されてしまう可能性があるので、厚めの紙を使用するようにしましょう。「うっかりしていた!」という場合は、裏面に同じ大きさの黒い紙をあてがってスキャンするといいでしょう。
スキャナーには読み込みを行なう際、端の部分を中央部分に比べて暗く読み取ってしまう傾向があります。そのため、いらすはがスキャニング面より小さなものであっても、真ん中に置いて、均一に明るく読み取れるようにしましょう。
読み込み設定で解像度を必ず確認しましょう。実寸で印刷するなら、必要な解像度は「350dpi」(目安)となります。またモノクロなら「600dpi(グレースケール)」となります。解像度が低いと不鮮明な画像となってしまうので、手書きという特徴を活かすためにも大切なポイントです。
冒頭にもありますが、手書きイラストの長所は温かみにあります。その温かみを保つために、一度紙面からデータ化する際のスキャニングはぜひ気をつけていただきたいポイントです。スムースな制作とクリアな成果のお役に立てれば幸いです。