美容室に効果的なチラシ集客とは? チラシ集客を考える上で重要なポイント

美容院・美容室のお客様にとって、料金やメニュー、お店の場所なども気になりますが、まず第一に自分が希望するおしゃれなヘアスタイルにしてもらえるか
ということ考えます。そこで一番大事になってくるのは、キャッチとなるヘアモデルの写真選びが大事です。

特に、多くのライバル店が存在する中で、どのようなお客様に美容院・美容室へ来店いただきたいのか、イメージを具体化することが大切です。
そのイメージターゲットをもとにして、コンセプト・店舗デザイン・サービスメニュー作りなどをする必要があります。

その上で、集客チラシにはイメージターゲットに刺さる写真をしっかり選びましょう。
自社の美容院・美容室のターゲット設定を40代としているのに20代向けのカットイメージ写真を載せていてもターゲットには響かず、集客に繋がらない可能性が高いのです。

自社でモデルやカメラマンを用意するのには手間もお金もかかるので、美容室・美容室用のヘアスタイル写真購入ショップも活用しながら、
お店のコンセプトに合致する写真をしっかり選んでチラシへ掲載しましょう。

ライバルのお店よりも、あなたのお店により価値を感じてもらうことがお客様獲得のポイントになります。
人は少ないものや限りがあるものに価値を感じやすいものですが、これを”希少性の原理”と言います。
美容院・美容室の集客チラシでも上手く”限定情報”を盛り込むことで、希少性の力を活用しましょう。

チラシへ盛り込む情報例として、先着何名様、何時までの限定など、数や期間で限定を入れることができますし、
男性に限定する、というのも効果があります。
特に男性客は、女性客と比べてリピートしやすい傾向にあるため、長い期間で美容院・美容室への集客効果も期待できます。

チラシを見てくれたお客様が来店しようかどうか迷っている時に、クーポンを掲載しておくことで。
今だけ少し安くなっているから行ってみようかなという理由付けをすることができ、
最後の一押しとして効果があります。

クーポン利用で美容院・美容室へ来店した人数をチェックしておくと、チラシの配布枚数に対して何人の来店に繋がったのか
後で検証することができます。
つまり、お客様1人の来店に対して、チラシコストがどの程度かかったのかを把握することができるのです。

チラシに掲載する写真などをあえて2パターン準備し、どちらのチラシに掲載されたクーポンなのかを
区別できるようにすることで、集客効果の高いチラシはどっちなのかを検証する際にもうまく活用できるのでオススメです。

集客チラシの配布には、ポスティングチラシを検討してみましょう。ポスティングチラシは、例えば戸建てだけ、集合住宅だけといった形で
ターゲットに合わせた配布設定が可能なことです。ターゲットの年齢層が比較的多いと考えられる配布設定をすることで、
費用帯効果を高める工夫ができます。

また、配布エリアを細かくできることもできるので、自社の美容院・美容室の位置から2km以内など適正な商圏でエリア設定をしましょう。

掲載チラシの情報やクーポンをあえて2パターン準備することで、どの配布設定やエリア設定の効果が最も高いのかなど
ABテストも実施しやすく、集客効果を検証しやすいツールです。

企業・店舗を配布先から除外するなんていう設定もできるので、ライバル店に自社のチラシ情報がばれないようにすることもできます。

新聞の購読者は年収や金融資産も高い傾向にあること、また居住10年以上の方が多いため、
美容院・美容室への来店リピートに繋がりやすいチラシ集客方法として有効です。

また、比較的年齢層の高い方が多く、そのような方はSNSやポータルサイトよりも紙媒体を
チェックする傾向にあるので、そのようなターゲットを設定しているお店にとっては効率的なツールです。

ポスティングチラシと比べると、比較的配布費用が抑えられ、一斉に大量のチラシを配布できるのがメリットです。
一方で、新聞購読者層にしか届けられないこと、ポスティングチラシのように細かな配設定ができないことはデメリットなので、
新聞折込チラシは、ポスティングチラシと併用しながら、ターゲットにきちんと情報を届けられるようにしましょう。使いやすいと言えるでしょう。

これまで、紙媒体の広告は、新聞折込チラシ・ポスティングチラシ・DM（ダイレクトメール）が主流でしたが、
最近「宛名なしDM」という広告手段が注目されています。

宛名なしDMとはいったいどんな広告なのか、ここでは紹介したいと思います。

指定エリアへチラシではなくハガキを配布する
紙媒体を指定エリアへ配布する広告としては、新聞折込チラシ・ポスティングチラシが主流です。
新聞折込チラシとポスティングチラシは、チラシの配布方法は異なりますが、いずれの方法も
A4･B4サイズのチラシを配布します。チラシ広告は多くの企業に利用されており、
その中で自社広告を目立たせるのは、なかなか難しいものです。
そこで、チラシではなく、DM（ダイレクトメール）のようなハガキ配布してインパクトを与えたい、
反響率を高めたいというニーズが高まり、生まれたのがハガキを配布する「宛名なしDM」です。

宛名リストがない時のDM
DM（ダイレクトメール）は反響率の高い集客手段として、多くの企業で利用されています。
また、反響率の観点以外にも、企業･商品のブランディングを意識して、チラシ配布ではなく、
存在感のあるハガキを配布するためにDMを選ぶ企業も多いです。
ただし、新たな商圏での開店など、手元に顧客リストがなく、DM郵送用の宛名リストが作成できない
ケースもあります。宛名リストがなくてもDMを配布したいというニーズからも、「宛名なしDM」に
注目が集まっています。

配布エリアを絞って多くの集客を得る
美容室・美容院の集客は、最寄り駅外からの来客は少なく、基本的に商圏は小さいものです。
地域によって異なりますが、おおよそ自社の美容院・美容室から2km以内といわれています。

従って、ターゲット層はある程度限られてきます。その限られたターゲットから確実に反響を得て、
自社美容院・美容室の集客へつなげようとする場合、通常のポスティングチラシ・新聞折込チラシよりも、
宛名なしDMを活用した方が良いと言えます。

特に競合の美容院・美容室が多い地域では、通常のチラシはインパクトがないため、ハガキを配布することは
自社のブランディングにもつながります。また、投函先で手元に残してもらいやすい点で、お客様に
連絡先やメニューを常にチェックしていただくことができるため、適しています。

美容室のチラシ集客のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
SNSやポータルサイトの活用も検討しながら、即効性の高いチラシ集客をうまく活用していきましょう！

それぞれの強みと弱みがかなり違うため、どれか1つに絞って実施するのではなく、複数の施策を併用することで
相乗効果が期待できます。

また、どの集客策も長期的・継続的に行うことが重要で、早い時期に各種施策をスタートし、
集客効果をしっかり検証していくことで費用帯効果を高めることができるでしょう。

ラクスルでは、美容室向けにも、チラシデザインの無料テンプレートをたくさんご用意していますので、
集客アップに是非ご活用ください！