世界をまたにかけるグローバル企業のキャッチコピーまとめ
日本企業のキャッチコピーはCMや広告でよく目にしますが、海外に本社を置く外資系企業のキャッチコピーはあまり見たことがありません。しかし、私たちが知らないだけで、各社ごとに魅力的なキャッチコピーがつけられています。そこで今回は、食品/外食・アパレル・ITの3つのカテゴリーから、ぜひ皆さんに知って欲しい、魅力的な外資系企業のキャッチコピーをご紹介します。
日本企業のキャッチコピーはCMや広告でよく目にしますが、海外に本社を置く外資系企業のキャッチコピーはあまり見たことがありません。しかし、私たちが知らないだけで、各社ごとに魅力的なキャッチコピーがつけられています。そこで今回は、食品/外食・アパレル・ITの3つのカテゴリーから、ぜひ皆さんに知って欲しい、魅力的な外資系企業のキャッチコピーをご紹介します。
「Obey your thirst.」(スプライト)意外と知られていないスプライトのキャッチコピー。日本語にすると”渇きに従え”という何ともシンプルかつ力強いものになっています。商品自体の味や炭酸、それに伴う爽快感と相まって、非常にしっくりとくるコピーです。商品イメージと外観、品質、そしてキャッチコピーまで全てが一貫したメッセージを主張している、キャッチコピーのお手本です。「It’s finger lickin’ good.」(ケンタッキーフライドチキン)こちらもあまり知られていませんが、カーネルおじさんでお馴染みのケンタッキーにも、実はキャッチコピーがあるんです。訳すと”指まで舐めちゃう美味しさ”という意味のこのコピーは、企業の味に対する情熱が伝わってきます。ちなみに、ケンタッキーフライドチキンのレシピは今なお徹底的な秘密主義に守られており、たとえ本社の社員であったとしても、ほんの一握りの人間しか知ることが許されていないそうです。「i’m lovin it」(マクドナルド)”私のお気に入り”という意味のキャッチコピーからは、いつでも気軽に行け、かつ身近な存在であろうとする企業の理念がよくあらわれています。ファーストフード文化を日本に根付かせた、マクドナルドらしいコピーといえるでしょう。
「JUST DO IT.」(ナイキ)これは日本でも比較的有名なのではないでしょうか。”とにかくやろう”という意味のコピーからは、後進でありながら、今や世界最大のスポーツブランドとなったナイキの企業文化が滲み出ています。ナイキのスポーツ用品を愛用している人は、このキャッチコピーに勇気付けられたこともあるのではないでしょうか。「Impossible is nothing.」(アディダス)直訳すると”不可能はない”。ドイツの大手メーカーであるアディダスのコピーは、見るものの心を揺さぶります。スポーツをしている人向けの商品を多く作っているため、そうした人たちを勇気づけ奮い立たせるような力強い言葉を使っています。「Quality never goes out of style.」(リーバイス)世界最古のジーンズブランドであるリーバイス。そのコピーの意味は”良質は決して流行遅れにはならない”。最近ではファストファッションブランドが展開する格安ジーンズが人気ですが、あえてその流れには乗らずに信念を貫く企業の姿勢が伺えます。100年以上続く老舗企業だからこそ、その説得力の強さを感じずにはいられません。
「Think different.」(アップル)時価総額世界No1の超巨大企業のアップル。10年以上前のiPadの大ヒットを皮切りに、iPhoneやMacbookなどの人気商品を量産し続けてます。そんなアップルが大事にしてきたのが”違うことを考えよう”という姿勢。この姿勢があるからこそ、IT業界では後発であったにも関わらず、今では誰もが認める特別なブランドとして、確固たる地位を確立できているのです。「インテル入ってる」(インテル)本社がアメリカですが、このコピーは完全に日本向けにつくられています。半導体メーカーのトップを走るインテルの部品が入っているということは、ある種”お墨付き”のようなもの。業界のトップランナーとしてのプライドと、ちょうどよい日本語がミックスされた秀逸なコピーです。「Your potential. Our passion.」(マイクロソフト)企業としての知名度は抜群ですが、そのキャッチコピーはほとんど知られていないマイクロソフト。日本語にすると”あなたの可能性、私たちの情熱”。インターネットにより、可能性を切り拓いてきたマイクロソフトの情熱を感じるコピーです。
普段どこかで聞いたことのあるコピーもあれば、今まで全く聞いたことの無かったコピーもあったことでしょう。日本企業のキャッチコピーも素晴らしいものがありますが、海外の企業のキャッチコピーも、このように素晴らしいものが多くあります。傾向として、日本よりも力強く前のめりなキャッチコピーが多いように感じられるのは、お国柄かも知れません。もし、この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひご自分でも調べてみてはいかがでしょう。