いざフライヤー作成!「文字」に関するポイントを紹介!
世の中に星の数ほどある広告やフライヤー。数えきれないほどのフライヤーを見てきたはずなのに、いざフライヤー作成を任されると戸惑ってしまいますよね。
作ってみたはいいものの、派手すぎたり地味すぎたりしてしまって、バランスのいいフライヤーを作るのに苦戦してしまっている方も多いはず。
今回は、フライヤー作成の初心者がチェックしておきたい「文字」に関するテクニックを紹介します。
世の中に星の数ほどある広告やフライヤー。数えきれないほどのフライヤーを見てきたはずなのに、いざフライヤー作成を任されると戸惑ってしまいますよね。
作ってみたはいいものの、派手すぎたり地味すぎたりしてしまって、バランスのいいフライヤーを作るのに苦戦してしまっている方も多いはず。
今回は、フライヤー作成の初心者がチェックしておきたい「文字」に関するテクニックを紹介します。
A4サイズ程度のフライヤーは、パワーポイントのスライドのように遠くから眺めるものではなく、手に持って見るものです。
そのため、小さい文字を使っても問題はありません。ここは勘違いしやすいポイントで、「文字は大きい方が見やすいに違いない」と思い込んで全体的に文字サイズが大きくなりすぎてしまうと、メリハリがつかず結局「何が言いたいのか分かりにくい」フライヤーが出来上がってしまいます。
例えば、サービスの対象外などの注意書きを記す場合は5~6ptでも構いません。
フライヤーに使われる文字で、一番大きいサイズと小さいサイズの比率のことを「ジャンプ率」と言います。ジャンプ率が高いということは、すなわち文字サイズの差が大きいことを意味します。ジャンプ率が高いとメリハリがあってダイナミックな印象を与え、ジャンプ率が低いと大人しい印象を与えます。
目に留まることが重要であるフライヤーの作成においては、情報の優先順位を考えてメリハリをつけて文字サイズを設定する(=ジャンプ率を高くする)ようにしましょう。
ただし、高齢者向けのフライヤーを作成する場合、文字サイズは小さくなりすぎないように配慮する必要があります。
書体は、フライヤーのイメージを左右する大きな要素になります。例えば、ゴシック体は力強い印象で、明朝体は柔らかい印象になります。そのため、ゴシック体はタイトルや見出しに、明朝体は長めの文章によく利用されます。
1つのフライヤーの中に複数の書体が混在していても、工夫をすれば違和感はないばかりか、書体の性格を上手く活用すれば読み手に親切なフライヤーを作ることが出来ます。
ゴシック体や明朝体の他にも様々な書体がありますが、まずは、ターゲットが好むようなデザイン、宣伝したいサービスや商品のイメージはどのようなものか?ということを考えることで自ずと候補が絞られていきます。
例えば、緑茶飲料の広告には筆を使って書いたようなデザインの書体を使用したり、神秘的な自然を売りにした観光ポスターでは落ち着きのある明朝体を使用したりと工夫ができます。
印刷物を作成するときには、最初に「マージン」と呼ばれる外枠の余白を決めます。A4サイズのフライヤーであれば、最低でも1cmの幅を確保したいところです。
この余白が少ないと、フライヤーに圧迫感が出て、しつこい印象になってしまいます。用紙の端まで文字や写真を配置するのはあまりよいとは言えません。
余白を作り出すためには、フライヤーに載せる情報を取捨選択する必要があります。情報量が多すぎるフライヤーは、読み手の興味を半減させてしまいます。
理想的なのは、伝えたい内容を3つ以内に絞ってひと言で伝わるように書きます。その際、文字だけではなく写真やイラストを上手に活用すると、整理された印象になります。
いかがでしたか?フライヤーの作成をする際、どうしても写真やカラーなどのデザインに気をとられてしまいがちですが、どんな「文字」をどのように配置するのか、ということも非常に重要です。
もし、あなたがつい気になったフライヤーがあれば、このような視点から見てみるのも面白いですね!