チラシの「白黒」と「カラー」。印刷における使い分け方は?

最終編集日:2023年06月21日

チラシには大きく分けて「白黒印刷」と「カラー印刷」があります。カラー印刷はさらに「1色」「2色」「3色」「4色」といった風に細分化されている場合がほとんどです。チラシを印刷する際、この2つの印刷方法を使い分けるポイントはどういったところにあるのでしょう?

１．「価格」は圧倒的に「白黒」が安い。

これはよくご存知の方が多いでしょう。価格は白黒印刷の方がカラー印刷に比べ安いです。そのため「コストに余裕がない」といった方や企業は自ずと白黒印刷を選ばざるをえません。コスト面も重要な判断基準の一つです。

例えば、食材のチラシが白黒印刷であった場合に読み手はどう感じるでしょうか?「美味しそう!」とはならないはずです。このように「紹介する商品やサービスに色があった方が明らかに見栄えが良い場合」はカラー印刷にするべきでしょう。また、高級感を出したいときにもカラー印刷は効果を発揮してくれます。

一方、イベントの開催告知や数字をメインに押し出したSALEのチラシなどの場合は、白黒印刷で十分です。こういったチラシは数字などの「情報」をメインに打ち出すもののため、特にカラーにこだわる必要はありません。

カラーにはカラーに適したチラシがあり、白黒には白黒に適したチラシがあります。値段が高いからといって必ずしもカラー印刷がよいとは限らないのです。そのチラシの目的や紹介する商品やサービス、さらにはコスト面なども含めた上で、一番適した印刷方法を選んでいきましょう。