のぼり旗を使って、効果的に宣伝をしよう!
のぼり旗とは、縦長の長方形の布を棒にくくりつけた表示物のことです。現在では、看板や販促ツールとして、飲食店を始め様々な業種の店頭に設置されています。店舗の宣伝用だけではなく、選挙活動や神社で使用されています。
スタンドの看板のように重くもなく、コストも安く簡単に設置できることから、一箇所で何本も使用されることも珍しくありません。標準ののぼり旗のサイズは、600mm×1800mmになり、野外販促の定番ツールとなっています。
のぼり旗の歴史
のぼり旗の歴史はとても古く、平安時代以降に武士同士の戦いで敵と味方を区別するために用いられました。それが、現在ののぼり旗の起源です。近代まで、主に軍事用として使われていました。風にはためいて、遠方からでも目立つ形状のため、当時も絶大な告知効果があったと言われています。
屋外と屋内ののぼり旗
のぼり旗が活躍するのは、やはり野外です。街を見渡すと数多くののぼり旗を見ることができます。野外でのぼり旗を使用するのは、集客目的が多いといえるでしょう。
また、のぼり旗が人気の理由は、設置の気軽さ以外に、人間の視覚とも大きな関係があります。人の目は、自然と動くものを追う習性があります。そのため、風にはためくのぼり旗はいやが上にも目を引きます。
屋外に多いのぼり旗ですが、ショッピングセンターなどの屋内でもよく見かけます。また、展示会や即売会などのイベントブースでも集客目的で使われていますね。屋内で使われる場合は、集客目的の利用以外に売り上げを伸ばす目的としての利用法があります。
屋内でのぼり旗を使用する場合、必ずしものぼり旗を掲示するポールが必要なわけではありません。屋内の壁面に貼ってみるのもいいですね。また、タペストリーのように天井から吊すなど、工夫次第で様々な使い方があります。
のぼり旗の設置間隔を考えよう！
では、屋外ののぼり旗の効果的な設置方法を見ていきましょう。まずは、のぼり旗の間隔を考えることが大切です。いくら気軽に設置できるからといって、多ければ多いほど良いというわけではありません。あまりに密集したのぼりは、圧迫感やお店の外観を隠すことにつながります。
おすすめは、1m80cm間隔ですよ。
のぼり旗の配色を考えよう！
のぼり旗の配色は、アピールしたいポイントに合わせて考えましょう。例えば、複数あるのぼりの中で一本だけ違うのぼり旗を設置すれば、その内容をアピールすることができます。おすすめのメニューなどの情報を載せるのがいいですね。
全く同じ色と内容ののぼり旗を配置すると、統一感があり上品な印象になります。店舗のイメージカラーをアピールするのがオススメです。
すべて違う色ののぼり旗を配置すると、とてもカラフルで元気な印象を与えることができます。イベント時にぴったりののぼり旗ですよ。
のぼり旗の設置を工夫しよう!
のぼり旗の配置は、立地や店舗の大きさや駐車場の大きさによっても様々です。一番スタンダードなのは、縦型で直線的に配置することです。例えば、車止めの後ろに設置をするとお客様の動線の邪魔をしません。
直線的に横一列に配置する縦型は、道路に面している店舗に非常に友好的な方法です。ドライバーにしっかりとアピールすることができますね。
その他には、扇型があります。目の前に大きな駐車場がある店舗に有効な設置方法です。お客様を迎えるように並び立つのぼり旗は、迫力がありますね。
まとめ
比較的低コストで、気軽に設置できるのぼり旗は、スタンド看板と比較してもおすすめですよ。人の視覚に印象付けることができるので、効果的に集客をするのに役立ちます。ただ、街中にはたくさんののぼり旗があるので、配色や配置には工夫をするのが良いでしょう。
