DM(ダイレクトメール)とは?効果を最大化する作り方・戦略・費用対効果の考え方

「DMを送っても効果がない」と諦めていませんか?DMのレスポンス率は近年上昇傾向にあり、Webと組み合わせることで非常に強力なマーケティングツールになります。 この記事では、DMの反響率を高めるための「作り方のコツ」、費用対効果の測定方法を解説します。

「DMを送っても効果がない」と諦めていませんか?DMのレスポンス率は近年上昇傾向にあり、Webと組み合わせることで非常に強力なマーケティングツールになります。 この記事では、DMの反響率を高めるための「作り方のコツ」、費用対効果の測定方法を解説します。
目次
DMとは郵便やメール便などを利用して、個人や法人宛に商品案内やカタログなどを直接送付する広告手法です。マス広告とは異なり、特定のターゲットに絞ってアプローチできます。
DM(ダイレクトメール)はなんとなく送って効果が出るものではありません。その分、ほかのマーケティング手段と比較して、コツを掴んで作成してこそ有効活用することができるのです。それでは、早速その方法についてみていきましょう。

自分宛てに来ていることを感じられるように手書きメッセージや「〇〇様限定」といったコピーで、「あなただけへの特別な案内」であることを伝えましょう。
・買いたくなる告知をする
例えば上顧客など特定の顧客のみを対象にしたセールの告知は特別感があり、来店意欲も高まります。
・気持ちがこもっている
大切な顧客であること、また来店してもらえれば嬉しいことなど、気持ちがこもったDMであれば人は心を動かされます。
売りつけようという気持ちが丸見えのDMであれば気分を害してしまい逆効果になってしまいます。
大量のDMの場合難しいかもしれませんが、一筆だけでも手書きの文章を添えるとさらに気持ちが伝わります。小規模ビジネスを行なっている人におすすめの方法です。

効果を上げるために、何のために行うのかを入念に計画しましょう。
・目的を設定する
DM(ダイレクトメール)を送る目的、誰に送るのか(ターゲット設定)を明確にすることが一番重要。
商品やサービスを求めていない人にDMを送ってもほとんど効果は期待できません。
誰に送るのか(ターゲット)を明確にすることが最も重要です。既存顧客リストから絞り込む、あるいはエリアや属性で新規ターゲットを設定するなど、目的に合わせて送付先を決めましょう。
・目標を設定する
目標を決めることも大切。その目標を達成するためには、何枚DMを送れば良いのか、どのようなデザインにしたら良いのかなどをはっきりさせることができます。
また、その目標は全社員と共有しましょう。全員のひとつひとつの動きがすべてビジネスにつながっています。
DMからWebページに誘導するとしたら、Webページを作成する人もその目標を知っておく必要がありますよね。
さらに人は目標を設定されるとやる気が出て、みんなが同じ方向にエネルギーを向ければ効果は増大します。
・まだ顧客ではない人にもDMを送る
顧客リストの中からターゲットに該当する人を抽出しDM(ダイレクトメール)を送ればレスポンス率はとても高くなります。これは良い方法なのですが、広がりがありません。
常に「顧客になりそうな人」を探しDMを送る努力が必要。ポスティング会社に依頼すると、エリアなど細かい設定をした上でDMをポスティングしてもらうことも可能です。
・費用対効果を気にしすぎない
会社を経営している限り、利益を上げなければいけないので、費用に対しどの程度の効果が上がっているのかとても気になるところ。しかし、費用のことばかりに囚われていると、本当に良いDMを作ることがおろそかになってしまいます。
測定できる効果の他にも、会社の名前や製品の名前を覚えてもらったりなどの二次的効果もあるので、レスポンス率だけですべてを判断することはできません。
・開封したくなる「特典(オファー)」をつける
クーポンやサンプルなどを同封し、封筒の外側にも「限定クーポン在中」などと記載して開封を促します。
まずは以下の式で損益分岐点を求めましょう。「損益分岐点」=「総ダイレクトメール費用」÷「粗利益単価(売上単価-仕入原価)」。この式に商品の売価やダイレクトメールにかかったコストを当てはめ「どの件数レスポンスがあれば大体の元が取れるのか」を把握しておきましょう。
次に求める式は「総ダイレクトメール費」÷「レスポンス件数」です。これにより、「ダイレクトメールを使った集客方法では、顧客1人当たりの反応を引き出すのにどれだけのコストがかかるのか」が分かります。ただ、この中には実際に購入に至らないケースもあるため、さらにもう一つ式が必要です。
最後に「総ダイレクトメール費」÷「実際の購入数」の式で「ダイレクトメールが実際の購入までに結びつくためにかかる1件当たりのコストが分かります。この3つの式はチラシといった他の集客ツールにも応用ができるため、数値を比較し、コストパフォーマンスを比較してみましょう。
ラクスルを使えば、低価格でだれでも簡単にDMを試すことができます。
①価格が安い。誰でも手ごろな価格でDMを始められます。
②発注がかんたん30分。誰でもすぐにDMを注文・発送できます。
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詳しくは、ラクスルのDMサイトページからご覧いただけます。



ラクスルでは、宛名リストが無くても、DM(ダイレクトメール)が配布できる、「宛名なしDM・エリア便」をリリースしました。
ご指定のエリアへ、反響率が高いポストカード・A4大判ハガキ・圧着ハガキなどを配布するサービスです。エリア便特徴は、主に3点あります。
①宛名リストが不要
・DM(ダイレクトメール)発送に必要な宛名リストは、エリア便には不要です。
・配布エリア、配布する商品(ポストカード・A4大判ハガキ・圧着ハガキ等)、配布希望日を選ぶだけで簡単にご注文頂けます。
②反響率を高める仕様
・ポスティング・折込で使用されるチラシ配布はB4・A4サイズで、コート53kg・73kg・90kgを使用されることが多いですが、
エリア便は厚みがある紙を使ったハガキを配布するので、投函先で廃棄されにくく、手元に残りやすいので、開封率を高めることができます。
・通常のポスティングチラシは、複数のチラシを一緒に投函する「併配」ですが、DM・エリア便はご注文いただいた商品1点を
単独で配布する「単配」を採用しています。他のポスティングチラシと混ざりにくいため、開封率が高まる効果があります。
③印刷から配布までワンストップ
・ラクスルのエリア便では、ハガキの印刷をお客様自身でご手配いただく必要はありません。郵便局への持ち込みも不要です。
・ハガキの印刷から指定エリアへの配布までワンストップで対応が可能です。