なぜチラシは「捨てられても配るべき」なのか?
よく、街中でチラシやティッシュを配っている店員さんを見かけることがあると思います。しかし、ビラ配りなどその受け取ったチラシやティッシュをどれほどの人が使うでしょうか?中には利用する人もいるかもしれませんが、多くの場合は捨てられてしまうはずです。それでも店員さんがチラシを配り続ける理由は何なのでしょうか?
理由１．コストパフォーマンス的に大丈夫
一見、捨てられてしまえばそこまでにかけた労力や時間、印刷代など全てが無駄に感じられてしまいます。しかし、1日かけて1000人配ったと仮定して、その中の10人がその商品を購入ないしはサービスを利用し、企業がかけたコストをペイできるのであれば、十分にやる価値はあります。
理由２．認知度を広げるため
そのチラシを1回見ただけですぐに効果が得られるとは企業側も思っていません。繰り返し配布し、商品やサービスの認知度を浸透させていく狙いがあるのです。チラシを通して何回にもわたりターゲットとする顧客の脳に情報を送っているのです。
理由３．従業員の育成の一部
チラシ自体以外にも、配っている従業員を育成する意味も込められています。実際にやったことのある方は分かるでしょうが、街頭でのチラシ配りは断られることが多く、心が鍛えられます。その他にも、チラシ配りを通して対面での声のかけ方やトークの仕方などを自然と身につけることのできるという側面があるのです。
まとめ
こうしてみると、一見効果が薄く無駄とさえ思えるチラシ配りにも様々な理由があるのです。経営者であれ従業員であれ「チラシは捨てられても配る意味がある」ということを意識し、今後もチラシを作り配っていきましょう。
