気をつけよう!差別化できないよくあるキャッチコピーたち
あなたのチラシに「大安売り」「おいしい」「グランドオープン」という言葉使っていませんか？それらの言葉はよく目にする言葉なのでとても伝わりやすいのですが、他社との違いを差別化できなくなってしまいます。今はどこもかしこも「大安売り」でインパクトもありませんよね。そんなよくありすぎて差別化できないキャッチコピーについて紹介します。
単なる説明になっているキャッチコピー
「軽くて大画面のノートパソコン」まったく魅力がないですよね。軽いというのは持ってみればわかりますし、大画面かどうかも一目見ればわかります。そもそもほとんどのノートパソコンは軽く出来ていますし、どれぐらい軽いのか具体性がなければお客さまの心は掴めません。
「世界一軽い！くっきり大画面のノート」これでもインパクトは不足していますが、お客さまがその商品の利点をイメージしやすくなります。
平凡でありきたりな言葉を選んだキャッチコピー
「おいしいコーヒー淹れています」そうですかとしかコメントできません。どのように美味しいのかお客さまはイメージできませんよね。どこの豆を使って、その豆がどういう特徴があるのか、そしてそのお店で購入するメリットがどこにあるのかまったく見えてきません。
「おいしい」「簡単に」「たくさん」キャッチコピーに使いたくなる言葉ですが、平凡な言葉では他の商品との差別化ができなくなります。
使い古された言葉を使ったキャッチコピー
「大安売り」は使われ始めた当初は有効なキャッチコピーでした。インパクトもありますし、お客さまの購買意欲も高まる強い言葉です。ただし人間には慣れというものがあります。「厳選」「驚きの」という言葉がこれにあたります。
聞き慣れてしまった言葉には誰も反応してくれません。心に引っかかる言葉を選んでください。
まとめ
わかりやすい言葉とキャッチコピーに適した言葉というのは必ずしも同じではありません。キャッチコピーは伝わりやすい言葉を選ぶのが原則ですが、その言葉がお客さまの心を掴まなければ意味がありません。安易にどこにでもある言葉を使わないように気をつけましょう。
