チラシの保存性を高めて反響率up! 〜B5サイズだからこそできるチラシ作り〜
B5サイズは、182×257mmの大きさになります。大学ノートのサイズがB5サイズなので、大学ノートをイメージするとわかりやすいですね。今回はB5サイズにスポットをあててみたいと思います。
B5サイズは、182×257mmの大きさになります。大学ノートのサイズがB5サイズなので、大学ノートをイメージするとわかりやすいですね。今回はB5サイズにスポットをあててみたいと思います。
チラシ広告の目的は、サービスや商品を知ってもらい、集客や購買に繋げることです。「目に触れ、知ってもらい、認知してもらう」いわゆるプッシュ型メディアです。
初回購入だけでは、せっかくのチラシがもったいないですね。広告を作成する際には、どうすればリピート顧客になってもらえるかを念頭に作成しましょう。
リピート顧客になってもらうために、チラシを読み手に保存してもらうということは非常に重要になります。インターネットの広告とは違い、チラシのメリットの一つとして、その保存性が挙げられます。実は、数ヶ月も前に配布したチラシから、反響が生まれることも珍しくありません。
チラシの保存性を高める方法は、一つはチラシのキャッチコピーや、デザインを工夫することです。もう一つの大きなポイントは、チラシの大きさにあります。ここに、B5サイズのメリットがあります。
例えば、A4サイズでは、大きすぎてカバンに入れる際に折り曲げられ、捨てられる可能性があります。B5サイズは、ノートに挟んでおいたり、机の上にピンで留めておくということもできるので、 保存性を高めるのに優れているサイズと言えます。
チラシを保存してもらうためには、まずどのように読み手の手元に届けるのかを考えましょう。
B5サイズの特性を最も活かせるのは、ポスティングと街頭配布です。B5サイズは、郵便受けに折らずに入れられる大きさです。また、街頭で配る場合には、渡す時に折れにくく、カバンにも入れやすいサイズになり、手持ちフライヤーとして最適です。
新聞折込チラシの場合、B5サイズは小さすぎて他の広告に埋もれる可能性が高いので、オススメはしません。
それでは、読み手に保存をしてもらえるデザインとは、どのようなデザインでしょうか。
キャッチコピー
B5サイズの限られたスペースで、印象的なキャッチコピーを考えることは非常に重要です。「安すぎてゴメンなさい!」などユーモアや個性溢れるものや、「簡単」をあえて「カンタン」にするなど工夫をしましょう。また、より具体的な数字を載せることで、説得力や信憑性が増します。
情報を選別する
狭いスペースにたくさんの情報を載せようとすると、とてもごちゃごちゃした印象になり、見にくい広告となります。それではせっかく個性的なキャッチコピーを考えたとしても、目立ちません。
情報は選別し、広告の中に余白を取ることが大事になります。「文字と文字」「文字と図」「文字と図の端」の間にはしっかりと余白を取るように心がけて下さい。
カラー
配色によって、大きくチラシのイメージは変わります。配色を決める際には、まずチラシで伝えたい内容に合わせてカラーを決定します。
例)
家族向けのイベント:楽しそうな雰囲気を印象付けるために、黄色を基調にして、使う色の色合いで暖かさや明るさを調整します。
サロンなど爽やかさを出したい場合:爽やかさを表現するには、青の中でも緑みのかかった青が最適です。
高級感を出したい場合:重厚感を与えるには、例えばバックを黒にするなどメインに暗い色を持ってくるのがポイントです。またグラデーションも効果的です。
印刷用紙
写真を鮮やかに印刷したい場合には、よくチラシに使われる表面がツルツルしているコート紙がオススメです。また、マットコート紙は、コート紙のツヤが抑えられ、色味が全体的に少し沈んだ仕上がりです。そのため、高級感や落ち着いた雰囲気を出したい場合には、マットコート紙を選ぶのが良いでしょう。
新規の顧客だけでなく、リピート顧客を増やすことを意識し、読み手に保存をしてもらえるチラシ作りを心がけましょう。B5サイズの特性を活かしながら、伝えたい内容に沿った用紙やカラーを選び、印象的なチラシを作成することが大切です。