他のサイズと差をつける!集客に役立つA4サイズのチラシ
A4サイズは、コピー用紙と同じサイズで、210×297mmになります。最も馴染みのある大きさですね。様々な使用用途で使われるサイズですが、A4サイズに適しているチラシとは、どのようなチラシなのかを見ていきましょう。
A4サイズは、コピー用紙と同じサイズで、210×297mmになります。最も馴染みのある大きさですね。様々な使用用途で使われるサイズですが、A4サイズに適しているチラシとは、どのようなチラシなのかを見ていきましょう。
新聞折込チラシで最も一般的なサイズは、A4ではなくB4です。B4は、新聞の片面にぴったりと収まりサイズで、折らずに配布ができる一番大きなサイズです。
それよりも小さいサイズのA4は、印刷代や折込み料金は、B4とほぼ変わりません。場合によっては、B4の方が安いこともあります。
では、A4では折り込みチラシを作成しない方が良いのかというと、そうでもありません。
A4は主流の折り込みチラシのB4に比べて小さく、他のチラシに埋もれてしまう可能性もありますが、逆に小さいことで他のチラシと差別化ができ、読み手の目に止まることもあります。大事なのは、用紙の色やデザイン、内容になります。
路上などで手渡し配布をする際は、A4サイズの大きさは見やすくちょうどよい大きさです。ただ、あまり薄いチラシだと渡す際に折れてしまうことが多いので、厚さには気をつけましょう。
また、ポスティングの場合、A4サイズだと小さい郵便受けには入らないので、作成をする場合には注意をしましょう。チラシが折れ曲がって投函されていると非常に見栄えが悪く、印象は良くありません。そんな時には、 折り方を工夫すると良いでしょう。
オススメは、「巻き4つ折り」です。二つ折りを二回繰り返し、裏表合わせて8つの違う面を持たせることができます。4分の1の幅になるので、小さい郵便受けにも投函することができます。また、すぐ目に入る部分に写真やキャッチコピーを載せることで、視認率が高くなります。
それでは、読み手が思わず見たくなるA4のチラシのデザインを見ていきましょう。
レイアウト
人間の視線は、上から下に流れていきます。そのため、上から順番にデザインを作成しがちですが、実は下からデザインを作成することで全体にバランスのとれたチラシを完成させることができます。
例えば、全体を上から3つに等分した場合、一番下から必要情報(社名や連絡先)、二番目に詳細情報(宣伝や告知)、一番上にキャッチコピーというような順番で考えます。
人の視線は、左上から右下に、右上から左下に流れます。その流れに逆らわないように、キャッチコピーは、横書きの場合には左上に、縦書きの場合には右上に配置しましょう。
カラー
配色は、3色をベースに考えるとまとまりやすくなります。
ベースカラー(70%)は、背景など広い部分に使用する色なので、読みにくくなることを避けるために白や淡い色にしましょう。
メインカラー(25%)は、全体の印象を決めるテーマとなる色です。イメージカラーやブランドカラーから決めると良いでしょう。
アクセントカラー(5%)は、キャッチコピーなどアクセントとして使用する色です。メインカラーと逆の色を選ぶと良いでしょう。
用紙と厚さ
用途によって、最適な用紙と厚さを選ぶようにしましょう。
一般的にチラシで使われるのは、コート紙と呼ばれるツヤのある紙です。写真や色を多く使ったチラシにオススメです。落ち着いた雰囲気を出したい場合には、マットコート紙を選ぶのが良いでしょう。つや消しが施されており、表面はサラッとした手触りです。
厚さは、70kg〜90kgがオススメです。70kgはコピー用紙とほぼ同じ厚さで、新聞折込チラシに多い厚さです。厚くなればなるほど信頼感が増すので、しっかりとした印象を残したい場合には、90kgにしましょう。
A4サイズも折り方を工夫したり、レイアウトや配色を工夫することで、他のサイズより目立つチラシを作成することができます。特に「巻き4つ折り」は、興味を引くキャッチコピーが目に入ると開いて内容を確認してもらえる可能性は上がりますよ。ぜひ試してみて下さい。