広告制作の基礎知識、AIDMA(アイドマ)とは?
AIDMA(アイドマ)とは左の5つの英単語の頭文字を取ったもので、アメリカのサミュエル・ローランド・ホールが提唱した「消費行動」をするまでに人はどのような心理的な移り変わりをするかという内容です。 「消費行動」と広告は大きな関わりがあるため、広告業界では常に意識して使われる理論になります。今回は「ラクスル集客講座」と題しましてこのAIDMAについて説明していきたいと思います。
AIDMA(アイドマ)とは左の5つの英単語の頭文字を取ったもので、アメリカのサミュエル・ローランド・ホールが提唱した「消費行動」をするまでに人はどのような心理的な移り変わりをするかという内容です。 「消費行動」と広告は大きな関わりがあるため、広告業界では常に意識して使われる理論になります。今回は「ラクスル集客講座」と題しましてこのAIDMAについて説明していきたいと思います。
目次
すべての消費行動は実際に見てもらわないことには始まりません。例えばポスティングや新聞折込をしている場合、単独でポストや新聞の中に挟まっているわけではなく、何か別のものやチラシと一緒に入っています。つまり、競合が存在しているので「目を惹く」必要があります。
Attention(注意)は最初の行動なのでこれ以降に移ってもらえるかどうかの非常に大切な内容になります。
Attention(注意)は「見た目」によるところが大きいですが、 Interest(関心)を持ってもらえるかどうかは「内容」次第です。 Interest(関心)を得るために、まずはしっかりと伝えたい内容を理解してもらうことが大切です。写真などのビジュアルだけでは理解できないものはテキストで情報を補足する必要があります。
また、最近ではスマートフォンが普及しているので注意喚起だけして、ホームページで内容を見てもらうという広告も増えてきました。
初めて来店されるお客様の中には「ポスターを見て来た!」という方もいます。それだけ目を引くものであり、多くのお店が並んでいる商業施設などでは他店との差別化を図るために有効です。
来ていただいたお客様に、店頭にショップカードを置いたりスタンプカードを渡すことで次回のご来店につなげることも出来ます。
買ってもらうのは覚えてもらう必要があります。 主に「記憶」に関わってくるのは商品名であったり社名です。 「記憶」に一番効果的なのは繰り返すことです。つまり接点を繰り返し持つことが重要なのです。
広告を打つのが一度だけだと、Desire(欲求)までいってもMemory(記憶)までいかなかった方を逃す可能性があります。広告は一度だけではなく、何回も打って覚えてもらうことも大切なのです。
広告を見たお客様に来店してもらったり、アプリをダウンロードしてもらったりと、広告により狙いたい行動はさまざまです。
「結局、この広告で何をしてもらいたいんだっけ?」という点を考慮して、Action(行動)から逆算して広告を作ることが大切です。
AIDMA(アイドマ)とは消費行動の心理の動きですが、広告に大きく関わってきます。
シンプルにまとめると、広告でAIDMA(アイドマ)はこのように覚えてください。
広告は一度やったら終わりではなく、何回もトライアルをすることが大切です。
次回以降の特集ではより実践的に効果を出す方法などをご紹介いたします。