クリエイティブを効かせましょう
デザインテンプレートは、利用者が表現したいデザイン構図の代表的なものをイメージし、プロのデザイナーが、汎用的に利用できるようにデザインした、背景、パターン、アイテムなどの組み合わせです。
毎年、数日かけてやっと到達したデザインを、結局没にした経験をお持ちの方も多いと思います。テンプレートがあれば、ちょっとおしゃれな年賀状を作ります。
大まかなイメージを決めましょう
年賀状サイトのテンプレートは、年々、種類も、数も多くなっています。利用者にとってはありがたいことですが、いざ選ぶ段になると、「あちらも、こちらも」と迷ってしまいます。まずは、どんな年賀状を送るのか、イメージしてください。
基本的には、同じデザインで統一するのか、複数のデザインを利用するのかを決め、以下のような視点から整理をしてください。それと、入れたい、挨拶の内容を想定し、どの程度の空きスペースが必要であるかを確認しておいてください。
(1)対象者の属性
(2)デザインの方向(和風・洋風)
(3)中心(文字・イラスト・写真)
(4)干支の利用、年賀の表現
デザインテンプレートのカテゴリーを選ぶ
大まかなデザインイメージがまとまったら、それにそって、年賀状サイトのテンプレートを俯瞰してください。年賀状サイトによって、それぞれ工夫されていると思います。
対象者イメージ別に友人用や、会社の同僚に宛てたもの、文字中心、イラスト中心、写真中心といった表現様式で分類整理しているサイトもあるでしょう。あるいは、縦型、横型別、和風・洋風、かわいい、おしゃれといったデザインイメージで分類している場合もあります。
定番の富士山などの伝統的なテーマ、2018年の干支の犬を中心にしたもの、選びやすいように、2018年のおすすめをまとめるなど、利用者が判断しやすいように、分類しています。
デザインを絞り込む
ある程度方向が決まったら、お好みのカテゴリーから、自分のイメージにぴったりのデザインテンプレートを選んでください。その際、官製年賀ハガキと私製ハガキで若干印刷領域が異なる場合があるので、利用されるサイトの注意を確認してください。
デザインが決定したら、挨拶文の挿入など、最終デザインに入ります。サイトによって編集機能が異なりますので、編集機能にそって、仕上げてください。文字の入力や、背景の交換など、最近のオンラインデザインシステムは進化していますので、かなりのデザインニーズが実現できると思います。
まとめ
以前は、年賀状ソフトは専用ソフトを有料で購入して、結果的には1年に1回しか使用できない、ちょっともったいないなと思っていました。最近は、年賀状ソフトに限らず、WEB上でかなりのことができるようになりました。
一昔前であれば、プロ用のデザインソフトを利用して、四苦八苦してデザインしていたのが、マウスの数クリックで実現する時代になりました。
おまけに、無料の素材データやプロのデザイナーが作った、素晴らしいテンプレートが自由に使えるようになりました。年末・年始がより楽しく迎えるようになった感じがします。