使って、初めてわかる、ラクラク挨拶状づくり
お湯を入れて3分待てば、インスタントラーメンが完成。そんな感覚で挨拶状が制作できれば、いいですね!
今回はかんたんに挨拶状を制作するためのコツをご紹介します。
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今回はかんたんに挨拶状を制作するためのコツをご紹介します。
プライベートでも、ビジネスでも、いざ挨拶状を出そうと思うと、挨拶文を考える段になって、結構頭を悩ますことが多いと思います。そんな時、重宝するのが、文例集です。
一般的に、挨拶状では、季節の挨拶と、お伝えしたい内容、そして、今後の対応や姿勢などを表明します。ある意味ではパターン化された文章になりがちです。しかし、余計な情報を入れすぎると、散漫になり、くだけすぎても失礼にあたります。
受け取った方が、素直に理解できるようなすっきりとした文章が、多数の方に出す挨拶状ではおすすめです。大切なのは、礼を失することなく、思いや、状況をシンプルにお伝えすること、そして難しいことや、暗い話題は避けましょう。
昔は、手紙の文例集などを家庭や職場に常備していましたが、最近は、インターネットのサイトに文例が掲載されているので、うまく活用しましょう。
文例だけをまとめたサイトもありますが、最近は印刷通販ビジネスの延長として、文例集やテンプレートを掲載しているサイトが多数存在します。検索サイトで「挨拶状 文例集 テンプレート」と入力すれば、直ぐに検索されるので、使い勝手の良いサイトを選びましょう。
挨拶状や年賀状を見ると、句読点のないものをご覧になると思います。本来、句読点は明治以降に、子どもが読みやすいようにと学校教育で導入されたもので、句読点は相手を子ども扱いしているといった考え方や、慶司に区切りをつけないという縁起を担ぐという意味があります。
最近ではこのような考え方を理解していない人も多いので、あまり気にすることはありませんが、慣習として「句読点無し」の方が無難かもしれません。
時候の挨拶に使われる、「季語」は、旧暦で用いられる、二十四節季にもとづいて決められ、俳句などで厳密に利用されています。挨拶状においては、そこまで厳密に用いる必要はありませんが、常識として、把握しておけば良いと思います。文例集や季語に関するサイト等を参考にしてください。
挨拶状の形式は、文例だけでなく、はがき、封筒などの利用メディアによっても、内容が異なってきます。はがきであれば、基本的な項目に絞って文例を選びますが、封筒ならば、便箋を用意すればいくらでも情報量を盛り込めます。
とはいっても、売り込み中心の挨拶状では、広告と間違えて、ゴミ箱に直行しかねません。基本的な挨拶状はなるべく1枚目に集約して、2枚目を補足の資料にすれば、本来の目的にかなった体裁になります。
文章のレイアウトや、書体の選択は、書家やデザイナーでもない限り、あまり得意な方はいらっしゃらないと思います。その点、挨拶状テンプレートは、専門家が制作していますので、見た目で良いもの、気に入ったデザインを選べる利点があります。
挨拶状の場合、あまりプライベート、ビジネスの差はありませんが、ビジネスの場合は、よりフォーマルな要素が大きくなります。特に、DMとは一線を画した方が良いでしょう。
職場やポジション、業界によっても違いますが、DMに混じって、手に取られないと言うのでは意味ありません。封筒に厚紙を利用し、華美なデザインを避けて、白や模様の入った、高級感のある特殊紙を利用するのも一手です。
大事なお客様の宛先には筆文字を利用することもありますが、筆耕料が相当な金額になることは覚悟しておいた方が良いと思います。最近では筆文字に似せたフォントもありますので、検討してください。
ここまで、挨拶状の基本について整理してきました。大事なお知らせであるからこそ、色々な取り決めをしっかり理解することが大切ですが、時は金なりで、ビジネスでは本来の仕事の時間を挨拶状づくりに費やしては、本末転倒ということになります。
最近では各種の挨拶状を安価に作成するサービスが普及しています。ラクスルの「クイックデザインビジネス挨拶状」サービスも、挨拶状の制作をワンストップで提供しています。是非、ご利用ください。