ポスティングコラム Vol.03 | 効果的なポスティングのコツ
テレビCMや大がかりなキャンペーンサイトを設置するといったマス広告とは異なり、手軽に多くの人に情報を届けられるのが、ポスティングの特徴です。しかし、せっかくのポスティングも、あまり考えずに配布してしまえば、読んでもらえずに終わってしまう危険性もはらんでいます。 ポスティングをはじめるとき、気にかけておきたい点をいくつか紹介していきます。
テレビCMや大がかりなキャンペーンサイトを設置するといったマス広告とは異なり、手軽に多くの人に情報を届けられるのが、ポスティングの特徴です。しかし、せっかくのポスティングも、あまり考えずに配布してしまえば、読んでもらえずに終わってしまう危険性もはらんでいます。 ポスティングをはじめるとき、気にかけておきたい点をいくつか紹介していきます。
以前の記事でも説明していますが、ポスティングが優れている点にまず「ターゲットの絞り込み」が得意ということがあります。
顧客層の選別ができることは大きな利点で、ピンのターゲットに合わせて、伝えるメッセージも絞りこむことができます。
また、ダイレクトにポストへ送付できるのも強みですが、さまざまな形状での送付が可能という点も大きな魅力だと言えます。チラシだけではなく、ステッカーや冊子、ティッシュ、夏のうちわなど、手に取ってもらうためにいろいろな形状のアイデアを試すことができます。
上記のようなポスティング強みはどう生かせばいいか具体的に悩んでしまう場合は、ラスクルのように印刷から配布作業までを込みで扱っている会社に相談してみるのもよいと思います。
ポスティングを実施する際は「メッセージの絞り込み」を意識するとさらに効果です。
具体的には、まず想定している顧客の属性を具体的に思い描き、その人たちが気にしている事や悩んでいることに焦点をあてる。そして、その気持ちに寄り添ったテーマや文章で書いてみるといいでしょう。
たとえば在宅の主婦を対象にするのでしたら、お子さんの成績や成長についての不安を解消できることまで踏み込んで伝える。また、独身の男性ビジネスパーソン向けでしたら、仕事や生活がどれだけ効率良くなるのかを数字をもとに説明する、といった具合です。
この作業は広告で「何を」伝えるかを決める際のヒントにもなっていきます。
広報予算には限りがあるとは思いますが、それでもポスティングの成功のためには継続的な配布が必要であると言われています。
ポスティングされた送付物は、ポストで手に取られた際「これは必要か、不要か」と必ず目にとまります。
その場で捨てられたとしても、送付物のタイトルや会社ロゴなど一部が記憶されていることが多く、継続的に配布することである程度の認識を促進することできます。
複数回配布する場合、そのタイミングや伝える内容をどう変えるか?など、前提条件の組み合わせは無数なので正解を見つけるのは難しいのですが、送付のたびにガラッと大きく内容を変えて挑戦してみるのもいいでしょう。
思いもよらない反響が来るなど、後の広告の効果測定時の参考になるかもしれません。
ポスティングした配布物は、その内容によって反応数は変化します。
「とにかくアクションしてもらいたい!」と強く願ってみても、100%思いどおりの反応が起こるのは難しいもの。大事なのは、トライ&エラーを繰り返し行い、自分なりのノウハウを集積していくことです。トライ&エラーは、比較的安価に広告できるポスティングならではできる考え方。ノウハウを確立できれば、その手ごたえを生かして思い切った促版を展開することが可能になります。
配布後の効果測定においては、配布した数に対して、どれだけ問合せの電話や申込みがあったか、という「数」を把握しておくとともに、「どういう人が気にしてくれた」とか「具体的な問合せ内容」など、「質」についても気にかけておきましょう。