タペストリーの印刷方法・素材・サイズの選び方|自作の手順やおすすめの作り方も公開

イベント装飾やインテリアとして人気のタペストリーですが、いざ準備するとなると自作か業者へ依頼するか迷う方も多いでしょう。
ここでは、100円ショップの材料で手軽に挑戦できる自作の手順から、印刷業者に高品質なタペストリーを注文するポイントを解説します。
この記事を読めば、用途に合わせた最適なサイズや素材の選び方が分かり、理想のタペストリーを迷わず形にできるようになります。

イベント装飾やインテリアとして人気のタペストリーですが、いざ準備するとなると自作か業者へ依頼するか迷う方も多いでしょう。
ここでは、100円ショップの材料で手軽に挑戦できる自作の手順から、印刷業者に高品質なタペストリーを注文するポイントを解説します。
この記事を読めば、用途に合わせた最適なサイズや素材の選び方が分かり、理想のタペストリーを迷わず形にできるようになります。
タペストリーとは、上下のパイプに紐を通して壁や天井から吊り下げる装飾物のことです。
かつては、太い縦糸で横糸を包み込んで模様を表現する、ゴブラン織りなどの壁掛けを指していました。しかし現在は、布製だけでなく合成紙やビニール素材を用いたものも一般的です。
表現手法も刺繍から高精細な印刷へと移り変わり、より自由なデザインが可能になりました。
現在はイベント告知やインテリアなど、さまざま用途で活用されています。
タペストリーの作り方は、「自分で材料を揃えて自作する方法」と「印刷会社へ注文する方法」の2つがあります。
下記は、手作りと業者へ注文する方法の比較表です。
【比較表】タペストリー手作りvs業者注文
| 項目 | 手作り | 業者に注文 |
|---|---|---|
| 品質 | 手作り感のある素朴な質感 | ・高画質 ・写真・イラストが鮮明 |
| コスト | 安い | 手作りより高い |
| 納期 | 即日〜数日 | 2日〜1週間程度 |
| 耐久性 | 低〜中 | 高 |
| おすすめの用途 | ・趣味 ・部屋のインテリア ・個性重視 |
・ビジネス ・店舗装飾 ・イベント ・記念品 |
タペストリーは、家にあるお気に入りの布や、市販のファブリックパネル用生地など身近なものを使って作れます。
布:好きな色や柄の布、手ぬぐいでもOK
棒:突っ張り棒や丸棒(タペストリーの幅に合わせる)
紐:吊り下げ用(麻紐やリボンなどインテリアに合うもの)
固定用アイテム:両面テープ、ホッチキス、布用ボンド、またはミシン
※できるだけコストを抑えたい方には、100円ショップがおすすめです。布や手ぬぐい、木材や金具まですべて100円ショップで揃えることができます。
1.布のサイズを調整する
飾りたいサイズに布を裁断します。
上下に棒を通すための「袋縫い」用の余白(上下各6cm程度)を残して布をカットします。
端がほつれやすい場合は、両面テープで折り返すか、アイロンで折り目をつけておくときれいに仕上がります。
2.上下を袋状に固定する
布の上下を折り返し、棒を通せる部分を作ります。
固定にはホッチキスや布用ボンドを使うと簡単です。
しっかりと仕上げたい場合は、ミシンで縫い合わせましょう。
3.棒を通して紐を結ぶ
完成した袋部分に棒を通し、上の棒の両端に紐を結びつけます。
飾る場所に合わせて長さを調整しましょう。
4.仕上げと調整
壁に掛けて、布の歪みやシワを整えます。必要に応じて端をアイロンで仕上げると完成度が高まります。
さらに見栄えを良くし、既製品のようなクオリティに近づけるための工夫をご紹介します。
転写シートにデザインを反転印刷し、布にアイロンで貼り付ける方法です。文字やロゴ、写真などの複雑なデザインも美しく再現でき、オリジナリティが一気に高まります。
特に、イベント用や記念用のタペストリーにおすすめです。
〈手順〉
1.転写シートに反転印刷(インクジェットプリンター推奨)
2.布に配置してアイロンで圧着
3.完全に冷めたらシートをはがす
〈仕上げのコツ〉
・アイロンは押し当てるように動かさない
・デザインは必ず反転印刷する
・厚手の布より薄手の布のほうが発色が良い
布を使わずに、紐を結んで模様を作る「マクラメ編み」も人気の応用テクニックです。専用の紐を流木や丸棒に結びつけ、編み方の組み合わせで幾何学的な模様を描き出します。シンプルなデザインでも立体感があるため、壁に飾るだけでお部屋がおしゃれになります。
〈必要な材料〉
・コットンロープや麻紐
・支えとなる木の棒や流木
〈手順〉
1.紐を棒に結び付ける
2.「平結び」や「ねじり結び」を繰り返して模様を作る
3.長さや形を整えて仕上げる
「高品質なものを作りたい」「大切なイベントで使いたい」「屋外に長期間飾りたい」場合は、印刷業者へ依頼するのがおすすめです。
印刷業者に注文するにあたり、サイズ・素材を選びましょう。
品質を確認するために、あらかじめ印刷方式も調べると安心です。
タペストリーは、設置場所や用途に応じて適切なものを選びましょう。
下記の表は、タペストリーの主なサイズです。
タペストリーの主なサイズ
| タペストリーの主なサイズ | 寸法 (mm) | 特長 | 主な活用シーン |
|---|---|---|---|
| レギュラー | 600 × 1,200 | ・スリムな縦長 ・迫力あるビジュアル表現ができる |
・リビングの壁やイベント装飾 |
| A1 | 594 × 841 | ・コンパクトながら情報をしっかり盛り込める ・大きすぎず軽量のため、扱いやすい |
・寝室のアクセントボード ・玄関や廊下の壁面装飾 |
| A2 | 420 × 594 | ・限られたスペースでも設置しやすい ・室内の壁面装飾に適した小型 |
・デスク周りの装飾 ・キッチンやトイレの小さな壁面 |
| B2 | 515 × 728 | ・アニメのポスターや映画ポスターの標準サイズ | ・ポスター感覚 |
ラクスルでは、下記3つの素材から選べます。
・ビニール素材(ターポリン)
・布地素材(トロマット・テトロンポンジ)
・紙素材(合成紙)
下記は、イベント用のタペストリーにおすすめの素材です。
タペストリーにおすすめの素材
| 素材 | 材質・厚み | 特長 | 屋外使用 |
|---|---|---|---|
| ターポリン | ビニール生地 かなり厚手 |
・雨や汚れに強い ・色あせに強い ・破れにくく丈夫 |
〇 |
| トロマット | ポリエステル生地 適度な厚み |
・シワになりにくい ・透けにくく発色がきれい ・軽くて扱いやすい ・落ち着いた柔らかな質感 |
△ (短期向き) |
| テトロンポンジ | ポリエステル生地 薄手・軽量で柔らかい |
・裏抜けが良い ・低コスト |
△ (短期向き) |
| 合成紙(マット) | 合成樹脂 薄手 |
・インクの発色が鮮やか ・反射を抑える ・文字が読みやすい |
△ (短期向き) |
※合成紙(マット)について、雨ざらしになる場所での設置は不可となります。
※ラクスルでは、「防炎トロマット」や「防炎テトロンポンジ」など防炎性能を備えた素材も取り扱っています。公共施設や防炎規定のある会場でも安心して使用できます。
・レギュラー防炎トロマットタペストリー
・レギュラー横防炎テトロンポンジタペストリー
タペストリーの印刷には、いくつかの印刷方式があります。
どの方式で印刷されるか、あらかじめ確認しておきましょう。
印刷方式の比較
| 印刷方式 | 具体的な印刷方法 | 特長 | 得意なデザイン | その他 |
|---|---|---|---|---|
| インクジェット | インクを生地に直接噴射 | ・色の再現性が高い ・グラデーションが鮮明 |
・写真 ・フルカラーイラスト ・複雑なグラデーション |
・屋外利用も可 ・ポンジのような薄い生地ではインキが裏まで通る場合があるため注意が必要 |
| 昇華転写 | 転写紙に印刷後、熱で生地に染み込ませる | ・発色が非常に良い ・耐久性が高い |
・鮮やかなアニメイラスト ・写真 ・両面印刷 |
・両面印刷も可 |
| シルクスクリーン | 色ごとに版を作り、インクを載せる | ・鮮明な発色 | ・ロゴ ・単色ベタ ・インパクト重視のデザイン |
– |
| 本染(ほんぞめ) | 繊維の芯まで染料を浸透させる伝統技法 | ・裏表なく染まり、独特の風合いが出る | ・和風デザイン ・伝統行事 ・手ぬぐい風の質感 |
– |
※ラクスルでは、お客様ご自身で印刷方式を選択できません。素材に適した方法で、印刷します。
ネット印刷サービスのラクスルなら、初心者でも安心してタペストリーを注文できます。
・データ作成用テンプレートが用意されていてデータ入稿もかんたん
・用途に合わせて素材を選べる
・見積りから納品までオンラインで完結
・最短納期にも対応
「自作は難しそう」「大判で本格的な仕上がりにしたい」 という方は、ラクスルでの注文がおすすめです。
〈ラクスルでの注文から納品までの流れ〉
1.ラクスルのサイトにアクセスして商品を選ぶ
2.デザインデータを入稿
3.見積もり・納期を確認
4.オプション(ポール・フックなど)を追加して注文
5.指定先に配送されて完成
〈無料デザインテンプレート〉
自分で一からデザインするのは難しい方でも、ラクスルなら安心です。さまざまな業種やイベントシーンに合わせた、おしゃれで使いやすいテンプレートを豊富にご用意しています。 文字や写真を入れ替えるだけで、プロが作ったような高品質なタペストリーが簡単に完成します。デザインソフトを持っていない方や、急いで準備をしたい方にもおすすめです。
タペストリーは、手軽な自作からプロによる高品質な印刷まで、用途に合わせてさまざまな作り方を選べます。
インテリアとして気軽に楽しむなら100均素材での自作、ビジネスやイベント用なら耐久性の高い業者への依頼がおすすめです。
失敗しないために、設置場所に合わせたサイズ選びと、利用環境に適した素材を選びましょう。