続きが気になる!読ませるコピーのカギは未完成!?
作り手がどんなに思いを込めてキャッチコピーを作っても、誰も読んでくれなければその効果は期待できません。では、どのようにキャッチコピーを作ると、人に読んでもらうことが出来るのでしょうか?そんな疑問を解決するため、今回は読ませるキャッチコピーを作るポイントをご紹介いたします。
作り手がどんなに思いを込めてキャッチコピーを作っても、誰も読んでくれなければその効果は期待できません。では、どのようにキャッチコピーを作ると、人に読んでもらうことが出来るのでしょうか?そんな疑問を解決するため、今回は読ませるキャッチコピーを作るポイントをご紹介いたします。
皆さんは、テレビを見ていると気になるところでCMになってしまい、続きが早く見たいと思ったことはありませんか?実はこれは、このような構成にすることで、視聴者の続きを見たいという欲求を極限に高め、面白さをさらに増す効果があります。これは昔からの手法なので、わかっている方も多いかと思いますが、それでも気になりますよね。それを、キャッチコピーにも応用することで読者がつい続きを読みたくなる状況を作り出すのです。
「お、ねだん以上」
こちらは、ニトリのキャッチコピーですが、普通に読むと「お値段以上」ですよね。実は、ここに興味を惹き付ける仕掛けがしてあります。”ねだん”がひらがなで、句読点の使い方も普通とは少し違いますよね。この違和感が興味の元となるのです。私たちは普段、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「英語」などの様々な文字を使いこなしながら生活をしています。それをキャッチコピーにうまく利用することで、見た人の興味を惹き付けることが出来ます。
「こんな時代に、勉強してどうなるんだろう? でも勉強しなかったら、どうなっちゃうんだろう?」
こちらは稲田塾のキャッチコピーです。こちらは、まさに受験生を始めとする学生の心情を表していますよね。このように、共感を得ると共に危機感を与えることで、つい読んでしまうキャッチコピーにすることが出来るのです。
ということでまとめると、「あえて情報を不完全なままにしておく」「ビジュアルで違和感を作る」「共感を得られるメッセージを込める」という3つのポイントを押さえることで、興味を引き立て続きを読ませるコピーを作ることが出来ます。せっかく作るならたくさんの人に読んでもらえるキャッチコピーを作りましょう!