「こりゃぁダメだ…」失敗キャッチコピー例にみる【失敗の法則】とは?
世間は人を惹きつけるキャッチコピーで溢れかえってる一方、その陰には世に出ないまま人知れずボツとなってしまったものも数知れず…。この記事ではこちら側が考えた「失敗キャッチコピー例」を元に「どこがどうダメなのか?」を説明していきます。
世間は人を惹きつけるキャッチコピーで溢れかえってる一方、その陰には世に出ないまま人知れずボツとなってしまったものも数知れず…。この記事ではこちら側が考えた「失敗キャッチコピー例」を元に「どこがどうダメなのか?」を説明していきます。
このコピーに欠けているのは「具体性」。「多く」ってどれぐらい?「ご好評」ってどういう風に?こんな声が聞こえてきそう…。これを「年間18万人が利用!リピーター率95%」という風にすればコピーを見た側も「そういうことか。」と判断できますね。
「効果が分からない」のが問題点。「だから何だよ?」のツッコミは必至…。単なる数字の羅列ではなくそこから得られる効果を提示してこそのキャッチコピー。例えば「1日8時間かかっていた事務処理が30分で終わります!」なら見た側もその数字の意味と効果を実感しやすいというわけです。
全くもって「ターゲットが明確になっていません。」そもそも人によって味覚は千差万別。「みんなが絶対おいしい」と思う味は存在しえません。誇大広告としてクレームの対象になる可能性すらあります。それならば「20代女性の約90%が”おいしい”と賞賛!」といったように客観的事実を述べた方がいいでしょう。
成功するキャッチコピーにある程度の法則性があるように、失敗するキャッチコピーにも実は法則性があります。キャッチコピーをつくる際は、最低限「ターゲット」「効果」「具体性」の3つを意識し、シンプルなものに仕上げる必要があるでしょう。