3つの企業から学ぶ!長年親しまれる日本の有名なキャッチコピーの特徴
短いフレーズで、見た人聞いた人の心をグッと摑むことが出来るキャッチコピー。ですが、どのように作ったら良いか悩まれている方も多いのではないでしょうか?そこで、今回は日本の有名なキャッチコピーを題材に、長年親しまれるキャッチコピーの特徴をを分析し、そのポイントをご紹介いたします。
短いフレーズで、見た人聞いた人の心をグッと摑むことが出来るキャッチコピー。ですが、どのように作ったら良いか悩まれている方も多いのではないでしょうか?そこで、今回は日本の有名なキャッチコピーを題材に、長年親しまれるキャッチコピーの特徴をを分析し、そのポイントをご紹介いたします。
こちらは「トヨタ自動車」のキャッチコピーです。日本語にすると「夢を加速する」という意味ですが、”Drive”には「運転する」という意味もあり、”運転=車”というイメージが容易に出来ます。また、”カッコイイ車に乗りたい”という顧客心理をくすぐるため、英語にすることで、車が颯爽と駆け抜けるようなクールな印象を与えることが出来ます。ポイントは「キャッチフレーズから企業を連想させる」です。
こちらは「Panasonic」のキャッチコピーです。これを見ただけでは、どこの企業のものかが全く分かりません。実は、それこそがこのキャッチコピーの狙いです。突然このようなことを聞かれたら誰しも一瞬「え?」となり、そして「これは何の広告だろう?」と興味を持ちます。それが、顧客獲得の第一歩となります。また、「きれいなお姉さんは好きですか?」と聞かれてNOと答える方はおそらくいませんよね。答えがYESしかない質問を投げかけることで、そのまま「買う?」YESとなりやすい心理状態にすることが出来ます。ポイントは「なんだろう?から興味を持たせる」です。
こちらは「セブンイレブン」のキャッチコピーです。ダイレクトに企業名を入れることで、どこの会社か一目瞭然です。また、「セブン」「イレブン」「いい気分」と全ての個所で韻を踏むことで、覚えやすく、つい口にしたくなるという仕掛けがしてあります。日本人は昔から、俳句や短歌などのように音を大切にする文化がありますので、より身近に感じることが出来ます。ポイントは「SIMPLE is the BEST」です。
最後にポイントをまとめると、「キャッチコピーから企業を連想させる」「なんだろう?から興味を持たせる」「SIMPLE is the BEST」となります。これらのポイントを参考にして、長年親しまれ、心に残るキャッチコピーを作ってみてください。