喪中ハガキには正しい書き方がある!ポイントと併せて紹介
喪中ハガキには正しい書き方があります。正しい書き方を知っていなければ、知らないうちにマナー違反をしてしまうことも。そこでこの記事では、喪中ハガキの正しい書き方とポイントを紹介します。ぜひ参考にして、年賀欠礼の挨拶ができるようにしましょう。
喪中ハガキには正しい書き方があります。正しい書き方を知っていなければ、知らないうちにマナー違反をしてしまうことも。そこでこの記事では、喪中ハガキの正しい書き方とポイントを紹介します。ぜひ参考にして、年賀欠礼の挨拶ができるようにしましょう。
目次
喪中ハガキには、正しい書き方があります。ここからは、構成とポイントをみていきましょう。
・年賀欠礼の挨拶文を冒頭に書く
・故人の続柄や年齢などを記載する
・先方への感謝と結びの言葉を述べる
・喪中ハガキを出す日付と差出人を記載する
構成通りに作成していけば、失礼にあたる文章を書いてしまう心配もありません。初めて喪中ハガキを書く場合は、以下を参考にしてみましょう。
まずは、年賀欠礼の挨拶文を冒頭に書きましょう。年賀欠礼とは、身内が亡くなったため、新年の挨拶を遠慮させていただくことです。例文は以下を参考にしてください。
喪中につき新年のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます
服喪中につき勝手ながら年頭のご挨拶は差し控えさせていただきます
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮させていただきます
年賀の「賀」は弔事では、使いません。「新年」や「年頭」「年末年始」などで表しましょう。なお、喪中ハガキでは前文を省略します。拝啓などを入れる必要がないため注意してください。
故人の続柄や年齢などの情報を記載しましょう。
続柄
フルネーム
亡くなった日付
年齢
これらの内容をもれなく記載してください。名字が同じ場合は、名前だけ記載しましょう。例文は以下を参考にしてみてください。
本年八月十四日 父〇〇が〇歳にて永眠いたしました
年齢は数え年が基本ですが、最近は満年齢での記載も増えているのが現状です。故人が複数いる場合は、1枚に一緒に記載しても問題ありません。
続いて先方への感謝と結びの言葉を述べましょう。故人が生前に相手からお世話になったことへのお礼をここで伝えます。例文は以下を参考にしてください。
生前に賜りましたご厚情に感謝いたしますとともに皆様に良き年が訪れますようにお祈り申し上げます
近親者で葬儀を済ませ、連絡が遅くなってしまった場合には、お詫びする文章も一緒に添えましょう。
最後に喪中ハガキを出す日付と差出人を記載しましょう。年賀状の場合は宛名面に書くこともあります。しかし、喪中ハガキの場合は文章の最後に、
住所
名前
電話番号
を書きます。名前の連名は年賀状と同じ書き方で問題ありません。
喪中ハガキには、正しい書き方がありますが、1枚1枚手書きするのは大変です。喪中ハガキを作成するならプロの印刷会社に依頼するのがおすすめです。
ラクスルの喪中ハガキ印刷は、以下のような特徴があります。
豊富なテンプレートから選択できる
リストを入稿すれば宛名印刷できる
納品方法を投函・配送から選べる
約50種類のテンプレートから故人に合ったデザインを選べます。編集もできるため、イラストを入れることも可能です。また、宛名リストを作って入稿すれば宛名印刷もできるため、投函するだけの状態に仕上げられます。
納品方法は投函・配送から選べるため、投函を選べば自分が郵便局に行く必要がありません。配送を選べば、郵便局に行く手間は増えますが、実物をチェックした上で投函できます。
ここからは、喪中ハガキを書くときに押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
・本文や宛名は薄墨で書くのが昔ながらの風習
・お祝い事や近況報告は書かない
・横書きは容認されつつある
それぞれ知っておくと喪中ハガキを準備するときに悩まなくて済みます。迷ったときには参考にしてみてください。以下で1つずつ解説していきます。
喪中ハガキを書くときは、本文や宛名は薄墨で書くのが昔ながらの風習です。なぜなら、不祝儀には、薄墨を使うことがマナーであるためです。今ではパソコンでも、薄墨設定を選択できます。
ただし、必ずしも薄墨でなければいけないというわけではありません。喪中ハガキを送るのは、亡くなってから日にちが経過していることが多いためです。特にこだわりがない、どちらで書けばいいのか迷う場合は、薄墨にしておくのがベターでしょう。
喪中ハガキには、お祝い事や近況報告は書かないようにしましょう。喪中ハガキは、年賀欠礼の報告をするために送るものなので、他の内容は入れないでください。もしも報告すべきめでたい事柄があったときには、別のハガキで報告しましょう。
また、「年賀」もめでたい言葉に当てはまります。そのため、使用するのは避けるようにしてください。
喪中ハガキの横書きは、容認されつつあります。一昔前までは、儀礼的な文章であるため、縦書きの方が好まれていました。しかし、現在ではモダンなデザインも採用されつつあり、横書きでも問題ないとされています。
もしも迷う場合は、送る相手に合わせるのがおすすめです。昔ながらのしきたりを大切にする方であれば縦書き。カジュアルな雰囲気でも問題ない場合は、横書きにしてみましょう。
喪中になる親族は2親等までが一般的です。では、どの範囲が当てはまるのか以下で見ていきましょう。
夫
妻
子ども
父母
義父母
兄弟・姉妹
祖父母
孫
中には、祖父母や兄弟・姉妹などは喪中としない人も増えています。そのため、故人との親密度に合わせて、喪中にするか選択してみましょう。どうしても迷う場合には、年長者に相談するのもおすすめです。