コンビニ年賀状とネット印刷年賀状、どちらがよいのか徹底検証!

年末が近づくと、そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。中には、いつも年末ぎりぎりになって慌てるので「今年こそは早めに準備しよう」と思っている人も多いことでしょう。 そこで、「早く安価に作成できる」として利用者が急増している「コンビニ年賀状」と、「ネット印刷年賀状」の違いについて徹底検証しました。

年末が近づくと、そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。中には、いつも年末ぎりぎりになって慌てるので「今年こそは早めに準備しよう」と思っている人も多いことでしょう。 そこで、「早く安価に作成できる」として利用者が急増している「コンビニ年賀状」と、「ネット印刷年賀状」の違いについて徹底検証しました。
目次

日本人の生活に欠かせないコンビニエンスストア(略称:コンビニ)では、年賀状の購入や作成も可能です。
ここでは、コンビニで購入できる年賀状の種類や購入方法などについて紹介しましょう。
コンビニでは、裏面が無地の年賀状のほかに、絵柄が描かれた年賀状や、アニメなどのキャラクター年賀状が販売されています。
裏面無地のお年玉付き年賀状の価格は1枚85円です。
1枚ずつ購入できる店舗もありますが、コンビニでは5枚または10枚セットでの販売が多く、裏面に絵柄が印刷されたものは3枚290~350円ほどで販売されています。
アニメなどのキャラクター入りのものは価格が高めで、人気が高いほど早く売り切れます。
宛名と文面をすべて自分で印刷する人は、「インクジェット紙」か、絵柄面が「光沢紙」や「写真用紙」になっている年賀状を選びましょう。
コンビニで年賀状を買う際に「まとめ買いで単価を安くしたい」という場合には、クレジットカードで支払いましょう。
たとえば、セブンイレブンで年賀状を買ってもnanacoカードのポイント付与の対象外ですが、クレジットカードでセブンイレブンのnanacoカードにチャージすればポイントがつきます。つまりポイント分が値下げ金額に相当するというわけです。
年賀状を数十枚単位でまとめ買いする人にはおすすめの方法といえるでしょう。
コンビニで年賀状を作成するには「店内のマルチコピー機を使って年賀はがきに自作の原稿をプリントする方法」と、「店内に置かれたカタログを見て注文する方法」の2通りがあります。
店内プリントとカタログ注文のどちらにも一長一短があり、「どのような年賀状を何枚作成するか」によってどちらを選ぶかを決めるべきです。両者の特徴を見てみましょう。
年賀状をすばやく作成するには、コンビニのマルチコピー機を使い、年賀はがきに自作原稿を直接プリントする方法です。
しかし、この方法では、印刷枚数が多いと一人でマルチコピー機を長時間独占することになります。
費用面も、カラーは1枚50~60円で割高です。
そのため、コンビニ店内のマルチコピー機で年賀状を作成するのは、枚数が少ない場合におすすめです。モノクロなら1枚20円程度でできますが、色鮮やかな年賀状は作れません。
年賀状を大量に準備する場合、コンビニでの印刷注文が可能です。
毎年11月頃になると、各コンビニの店舗に「年賀状印刷カタログ」が置かれます。そのカタログから好みのデザインを選んで注文すれば手間がかからず、50枚や100枚といった大量の年賀状を注文可能です。
コンビニを利用して年賀状を準備する場合のメリットとデメリットを紹介します。
①近くて便利
わざわざ郵便局まで行かなくても、自宅や勤務先の近くのコンビニで印刷・注文ができます。
②早割りサービス
注文の場合、11月の初旬に申し込むと20%ほど割り引かれる「早割りサービス」が適用される場合があります。また複数の絵柄を選ぶことで割引となる「複数割」といったサービスも展開されているようです。
①ほかの利用者との兼ね合い
店内のマルチコピー機を使う場合、一度に大量の枚数を印刷しようとするとほかの利用者に迷惑を掛ける可能性があります。
また、年賀状を注文する場合も、レジが混雑しているときは待たされたり、対応に時間がかかったりすることもあるでしょう。
②印刷の品質
コンビニのマルチコピー機は、レーザープリンターです。インクジェットプリンターよりも色のクオリティが低いことがあります。
③仕上がり不備の対応
コンビニは受けた注文を印刷業者にわたす仲介役であるため、仕上がりに不備があった場合に時間がかかることも考えられます。
コンビニのマルチコピー機は、自作のデータを持ち込んで印刷できます。しかし、年賀状を10枚以上用意したい人は、手間や費用を削減するために、年賀状を注文をするほうがベターでしょう。
「コンビニの年賀状注文」と「ネット注文」それぞれの特徴を比較すると、「ネット注文」がおすすめです。なぜコンビニよりもネット印刷がよいのか、両者の違いを比較してみましょう。
①デザインの豊富さ
コンビニでの年賀状注文は、ネット注文と比較して、絵柄などの種類が限られます。
②サービス
コンビニの年賀状注文は、注文後のアフターサービス面における不安感も少なくありません。
一方で、ネット注文は専門の印刷機材による高い品質、そして宛名印刷や投函代行といったサービスの充実度においてコンビニを上回ります。
③価格
コンビニは1枚あたり約15円、ネット注文は約11円~15円です。枚数が多くなるほど単価が下がるため、個人だけでなく企業や団体などがまとめて大量発注するケースでもネット注文はおすすめです。
「コンビニの年賀状」と「ネット注文の年賀状」は、どちらも手軽に利用できるという点で利便性が高いです。
印刷したい枚数、スピード感、サービス内容など総合的に比較し、自分に合ったほうを選択しましょう。