ポストカードのイラストはどう作る?作成方法と注意点を知っておこう
イラストを使った、ポストカードの作成を検討する際に「イラストの作り方が分からない」「自分でイラストを作るのは難しそう」といった悩みを抱く方も多いでしょう。 しかし、イラストの作成方法にはいくつかの種類があり、自分の状況に合った方法はきっと見つかるはずです。 せっかくポストカードを作成するのであれば、自分の納得できるイラストにしたいものです。そこで本記事では、ポストカードの概要やイラストの作成方法、注意点などについて解説します。
イラストを使った、ポストカードの作成を検討する際に「イラストの作り方が分からない」「自分でイラストを作るのは難しそう」といった悩みを抱く方も多いでしょう。 しかし、イラストの作成方法にはいくつかの種類があり、自分の状況に合った方法はきっと見つかるはずです。 せっかくポストカードを作成するのであれば、自分の納得できるイラストにしたいものです。そこで本記事では、ポストカードの概要やイラストの作成方法、注意点などについて解説します。
目次
ポストカードとは、郵便によって送ることができるはがきの名称です。郵政省が発行するはがきだけではなく、私製のものや画像やイラストが印刷された「絵はがき」もこれに含みます。
この絵はがきを、ポストカードとしている場合が多いでしょう。一方、間違えやすいのが「はがき」との違いです。
はがきとはあくまで手紙の種類であり、いわゆる郵便はがきを指します。はがきの裏面は無地で、表面には宛名を書き、切手を貼って送るタイプのものです。
ポストカードとは、郵便はがきや絵はがきなどを全て含めたものであると認識しておきましょう。
実際にイラスト入りのポストカードを作る場合、まずはその「作り方」を決める必要があります。ここでは、代表的な4つの方法を見ていきましょう。
まず1つ目は、「実際の店舗でデザイナーと一緒に作る方法」です。お近くにイラスト作成を依頼できる店舗がある場合、この方法が利用できます。主には、出力センターやデザイン事務所などがこれに該当するでしょう。
直接、デザイナーと色や配置などを話し合いながら進められるため、プロのアドバイスも貰いながら理想に近いイラストが作成できます。イラスト作成について全くの初心者の方でも、安心して進めることができるでしょう。
2つ目は、「画像編集ソフトで自作する方法」です。印刷業界でよく使われているフォトショップや、イラストレーターなどを利用してイラストを作成します。
画像編集ソフトは映像素材やweb素材など様々な活用方法があり、イラスト以外にも利用可能です。今後デザインについて「もっと学習したい」「デザインスキルを習得しい」と考える方は、この方法に挑戦してみてもよいでしょう。
ただし、画像編集ソフトの利用にはライセンスの購入が必要となる場合が多く、費用等については事前に確認してみてください。
3つ目は、「手書きで作る方法」です。1枚ずつイラストを書く必要がありますが、その分想いを込めた特別なイラスト入りポストカードが作成できるでしょう。
画材屋には、はがきサイズの様々な用紙が販売されています。量産は難しいですが、その手軽さとプレミア感は他の方法にはない特徴です。
その他に、印刷会社などが用意する「オンラインデザインツールで作る方法」もあります。パソコンのブラウザ上で、誰でも質の高いイラストを作成可能です。また、画像編集ソフトのようにパソコンへのインストール作業を必要とせず、すぐに利用できるでしょう。
多くの場合、無償で提供されている点も嬉しい特徴といえます。豊富なデザインテンプレートも用意されており、自作のイラストと組み合わせることでプロ並みのポストカードを作成することも可能です。
画像編集ソフトやオンラインツールでイラストを作る際には、いくつかの注意するべき点があります。ここでは、代表的な3つの注意点を見ていきましょう。
イラストやデザインを作成する際は、仕上がりサイズより少し大きくしておきましょう。仕上がりサイズよりも、上下左右を数mmずつ大きくしてみてください。
これを「塗り足し」と呼ぶこともあります。塗り足しが無い場合、上下左右に「白いフチ」が残った状態で仕上がることもあるので注意が必要です。
塗り足しの設定方法は、使用するソフトや印刷方法によっても異なるため、事前に確認するようにしましょう。
印刷方法に適した解像度に、設定する必要もあります。スマホアプリや画像編集ソフトで作成したイラストは、そのままだと解像度が高い場合が多いのです。
印刷に適した解像度になるよう、圧縮などの処理が必要となります。使用するアプリやソフトによっては、解像度の調整ができない場合もあるでしょう。解像度の設定方法や印刷に適した解像度は、事前に確認することをおすすめします。
作成したイラストを保存する前に、保存形式についても確認しましょう。ポストカードの印刷方法に合わせた、保存形式にしておく必要があります。
特に印刷を外注する場合は、データー入稿方法が決まっている場合が多く、対応できない保存形式の場合は印刷作業に進むことができません。こちらも、イラスト作成前に事前に確認することをおすすめします。
ポストカードと、官製はがきの大きな違いは「印刷範囲」です。具体的には、「白フチの有無」について異なります。
官製はがきの場合、はがきの周囲5mmには印刷することができず、必ず白いフチが残ります。しかし、ポストカードであればフチ無しで全面に印刷可能です。
作成したイラストを全面に配置したい場合は、官製はがきではなくポストカード一択といえるでしょう。