ポストカードセットを印刷しよう!簡単に作る方法や注意点を解説
部屋に飾るも良し、誰かに送るも良し、さまざまな記念になる「ポストカード」。売っているカードを購入するのも良いですが、せっかくならばオリジナルのポストカードを作って、オリジナル性を表現してみませんか? 今回は、誰でも簡単に「ポストカードセット」を作成できる方法の紹介です。 ポストカードを作成する際には郵便物としてのさまざまなルールがあります。作成方法と合わせて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
部屋に飾るも良し、誰かに送るも良し、さまざまな記念になる「ポストカード」。売っているカードを購入するのも良いですが、せっかくならばオリジナルのポストカードを作って、オリジナル性を表現してみませんか? 今回は、誰でも簡単に「ポストカードセット」を作成できる方法の紹介です。 ポストカードを作成する際には郵便物としてのさまざまなルールがあります。作成方法と合わせて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも、ポストカードはどのようなシーンで作成するのでしょうか?
ここでは、ポストカードが活躍するシーンを「同人誌・関連グッズとしての販売目的」や「自分自身の記念品」、「マーケティングのツール」に分けて紹介します。さまざまな使い道を知っておくことで、ポストカードをより広範囲に活用できるでしょう。
ポストカードを作成する理由として、まず挙げられるのはイベントなどでの利用です。「同人誌」やその関連グッズなど「商品」としての販売を目的に作成するケース。さらに宣伝用として配布するケースもあります。
また、コミックマーケットなどのイベントに初めて売手として参加する方にもポストカードの作成はおすすめです。「いきなり同人誌を作成するのはハードルが高い」という方も、ポストカードなど小物の販売から始めてみることができます。
ポストカードは記念品としても有効です。例えば以下のようなシチュエーションでは、ポストカードが最適でしょう。
・結婚式
・旅行
・出産記念
記念となる瞬間の写真をポストカードとして残すことで、はがきとして誰かに送ることもでき、あるいはインテリアとして室内に飾ることもできます。
自身のコメントをカードに挿入することも可能です。オリジナルのポストカードとして誰かに送り、嬉しい瞬間や感動した瞬間を共有してみませんか?
ポストカードは、ビジネスのシーンでも有効です。具体的には、以下のような場合にポストカードを役立てることができます。
・新メニューの紹介
・キャンペーンの案内
・定期検診や車検などの案内
ポストカードは、表と裏の2面に情報が集約されているので顧客としても読みやすく、コストパフォーマンスも高いことが魅力です。短期間で作成できるところもビジネスシーンにおいては大きなメリットでしょう。
さまざまな目的に利用できるポストカードですが、作成する際にはいくつかの注意点があります。そもそもポストカードはハガキとして使用されるものです。そのため、最低限「郵便物としてのルール」を遵守しなければいけません。ここでは、ポストカードを作成する際に守るべき大きさや重さ、記載のルール、デザインのルールを紹介します。
まずは郵便物として守らなければならないルールを紹介します。ポイントは「重さ」と「サイズ」、「宛名面の記載」です。
サイズは長辺14〜15.4cm、短辺は9〜10.7cmの範囲内に留めなければいけません。また、重さは2〜6g以内にする必要があります。
宛名面には、以下のルールを守ってください。
・カードの上部に「郵便はがき」や「POSTCARD」と記載する
・色は白または淡い色
・文章を入れる際には用紙の半分まで
・切手の枠として長辺7cm、短辺3.5cmを確保する
・郵便番号の枠を作る際には赤または朱色
これらのルールが守られていないと、郵便物として使うことができないので注意しましょう。
次に、デザイン(装飾)に関するルールを紹介します。適度な装飾はオリジナリティを打ち出すために有効ですが、やりすぎてしまうとハガキとして無効になってしまうので気をつけてください。
せっかくオリジナルのポストカードを作っても、ハガキとして利用できなければただの飾りとなってしまいます。
ハガキとして無効になってしまうデザインには以下のようなものが挙げられます。
・長方形以外の形状のもの
・くり抜き加工がされているもの
・四隅が丸いもの
どのデザインも施せば一気に印象的なポストカードとなりますが、残念ながらハガキとしては使用できません。
逆に、ハガキとして有効な装飾の例は以下のとおりです。
・エンボス加工
・箔押し加工
・ミシン目加工
・PP/マットPP加工
・クリアトナー加工
総じていえるのは、ハガキ自体の形状を変えてはいけないということです。形状を守りつつ、オリジナリティ溢れるポストカードを作ってください。
では、ポストカードはどのようにして作成するのでしょうか?「ラクスル」を利用した作成方法を例に挙げて紹介します。
1.豊富なテンプレートのなかから気に入ったものを選択
2.使いたい写真を選択し、テキストを設定
※店舗の宣伝用として利用する場合は、ここで店舗情報を挿入
3.仕上がりを確認して完了
インターネットで誰でも簡単にポストカードを作成できるので、ぜひ試してみてください。
最後に、ポストカードの種類について説明しておきましょう。ポストカードをハガキとして使用する場合、以下に挙げる種類のハガキを作成することができます。
・通常ハガキ
・圧着ハガキ
・大判ハガキ
通常のハガキとは、表と裏の2面を使う一般的なハガキです。圧着ハガキとは、1面を剥がすと見開きになって4面に情報を載せられるハガキのことです。料金明細などの通知ハガキをイメージすると分かりやすいでしょう。大判ハガキとは、面積が通常の2倍ほどもあるハガキです。送り手にインパクトを与えるので、特別な記念ハガキにおすすめでしょう。用途に合わせてさまざまな種類のハガキを使い分けてみてください。