シールの綺麗な貼り方と活用法|効率的な貼り方と剥がし方のコツも紹介

シールを綺麗に貼るための基本テクニックやコツ、貼る場所のアイデアを紹介。効率よく貼るための便利な道具や、シール貼りのトラブル対処法、綺麗に剥がすコツも徹底解説します

シールを綺麗に貼るための基本テクニックやコツ、貼る場所のアイデアを紹介。効率よく貼るための便利な道具や、シール貼りのトラブル対処法、綺麗に剥がすコツも徹底解説します
目次
シールを綺麗に貼るためには、いくつかの基本的な手順を守ることが重要です。まず、貼る場所の表面をしっかりと掃除しましょう。ホコリや油分が残っていると、シールが剥がれやすくなったり、気泡が入りやすくなります。アルコールを含んだクロスで拭き取ると効果的です。
次に、シールを貼る前に位置を確認します。貼る場所に軽く鉛筆で目印をつけたり、マスキングテープでガイドラインを作ると正確に貼ることができます。また、シールの裏紙を一度に全て剥がさず、少しずつ剥がしながら貼ることで、ズレや気泡を防げます。
貼り付ける際は、中央から外側に向かって押し広げるように貼ると、空気が抜けて綺麗に仕上がります。最後に、柔らかい布やスキージーを使って表面を軽く押さえ、しっかりと密着させましょう。
>>>オリジナルデザインのシールを作りたい方は、ラクスルのステッカー印刷をチェック! 用途に合わせたシールを簡単に作成できます。
シール貼りを失敗しないためには、事前の準備と慎重な作業が鍵です。まず、シールのサイズや形状に応じて、貼る位置をしっかり決めることが大切です。位置決めに自信がない場合は、貼る場所にマスキングテープで仮止めをして確認すると良いでしょう。
気泡を防ぐためには、シールを貼る際に中央から外側に向かって均等に圧力をかけることが重要です。もし気泡が入ってしまった場合は、針やピンで小さな穴を開けて空気を抜き、指で押し広げて平らにします。
また、シールの角や端が剥がれやすい部分は特に注意が必要です。角を丸くカットすると、剥がれにくくなる効果があります。大きなシールを貼る場合は、二人で作業するのも効果的です。一人がシールを持ち、もう一人が貼り付けを行うことで、ズレを防ぐことができます。
>>>ラクスルのシール印刷を利用すると角丸加工やデザインに合わせた自由なカットも可能なので、貼りやすく剥がれにくいシールに仕上げることができます!
シールは日常のさまざまなアイテムに貼ることで、個性を表現したり、装飾を楽しむことができます。
・ノートパソコンやスマートフォンケース:オリジナルデザインのシールを貼ることで、個性を演出できます。
・スーツケースやウォーターボトル:旅行用アイテムに貼ることで、目印にもなり紛失防止に役立ちます。
・壁や家具の装飾:ウォールステッカーを活用すると、簡単に部屋の雰囲気を変えられます。
・手帳やノート:スケジュール管理を楽しくし、視覚的に見やすくする効果があります。
・ギフトラッピング:手作りのラッピングにシールを加えることで、特別感を演出できます。
また、季節ごとのデコレーションとしてシールを活用するのもおすすめです。クリスマスやハロウィンなどのイベント時に、手軽に雰囲気を変えることができます。
>>>オリジナルデザインのステッカーで、おしゃれなアイテムを作りたいなら、ラクスルのステッカー印刷がおすすめ!
シール貼りを効率よく行うためには、専用の道具を活用するのが効果的です。
まず、スキージーやプラスチックカードは、シールを均等に貼るために役立つアイテムです。これを使って中央から外側に向かって滑らせることで、気泡を防ぎつつ綺麗に貼ることができます。
ピンセットも細かいシールを扱う際には便利です。特に小さなデザインや細かい部分を正確に貼るためには、手で貼るよりもピンセットを使用した方が失敗が少なくなります。
また、大量のシールを貼る場合には、シール貼り専用の治具やテンプレートを使うと作業がスムーズになります。位置を正確に決められるため、同じ位置に何度も貼る必要がある場合に特に便利です。さらに、エアダスターやクロスを使って貼る前に表面を綺麗にすることで、シールの持ちが良くなります。
>>>大部数のシールを印刷したいなら、ラクスルのシール印刷ならコストを抑えて注文可能!
シール・ステッカーの印刷に使用する「のり」にはさまざまな種類があり、粘着の強度も異なります。
用途や目的に沿った最適なシールを注文するために、のりの粘着強度や特徴を理解しましょう。
※のりの種類に関してはラクスルでの取り扱いがないものも含まれています。詳しくは販売サイトをご確認ください。
「普通のり」は最も広く使われていて、さまざまな用途に対応できるバランスの取れた粘着剤です。
普通のりは、常温環境下での平面への接着に適しており、商品シールやロゴシール、ラベルシールなど、一般的なシールのほとんどで使用されています。
「普通」とありますが粘着力は十分で、通常の使用であれば剥がれることはないでしょう。
ただし、剥がすと粘着剤が残ってしまう可能性があるため、あとから剥がす場合の使用には向いていません。また、ざらざらした面や湾曲した面にも適していません。
一般粘着のりよりも高い粘着力があります。長期間、剥がす予定のない場所に向いています。
強粘着のりは、簡単に剥がれては困る場合や、日光・雨風の影響を受けやすい環境下で使用する場合におすすめです。また、貼る対象が湾曲しているものや、表面がざらざらしているものにも貼り付けられます。
おもに屋外環境や工業用途などで使用するステッカー、ガスボンベ、消火器のラベルなどに使われています。
シールを剥がした際に粘着剤が残りにくいのりです。剥がす際に粘着剤が残りにくいため、貼る対象の損傷を防ぐことができます。
簡単かつきれいに剥がすことができるので、イベントでの一時的な使用やディスプレイ用途、宅配便の送り状、剥がして集めるタイプのキャンペーン用シール、付箋などに利用されています。
※再剥離シールは、あくまでも「きれいにはがせるシール」であり、一度剥がしたシールは再び貼りつけることに向いていないシールではありません。
※貼りつけた場所の素材や、貼りつけている時間によっては糊の残りが付着する場合もあります。
貼った後にのりが残らないため、きれいに剥がせます。同時に、簡単に剥がれにくい特性があります。
貼ったり剥がしたりも容易にできるので、何度も貼る場所を変えたい場合に適しています。
たとえば、バスの窓に貼られているステッカーは、強粘再剥離のりを使用しています。
シールの用途によっては、専用の特殊なのりを使用する必要があります。用途別にどのようなのりがあるのかみていきましょう。
※のりの種類に関してはラクスルでの取り扱いがないものも含まれています。詳しくは販売サイトをご確認ください。
低温の環境下でも安定した粘着力を維持できる特殊な粘着剤です。
一般的な粘着のりは、水分を含むと粘着剤の粘着力が落ちてしまいますが、冷食のり・冷凍のりは、冷所でも粘着剤が固まらず、粘着力を維持できます。
・冷食のり
おもに冷蔵・冷凍環境で保存するものや冷凍食品のラベル、水滴が出やすい飲料品のラベルなどに使用します。
・冷凍のり
冷凍食品のように、冷凍庫の中で保存するものに使用します。
とても粘着強度が強い「超トイシのり」は、表面がでこぼこした壁などに貼り付ける場合に使用します。
ただし、一度貼り付けると剥がれず、貼り直しもできないため、貼る際には細心の注意が必要です。
のりにグレーの着色がされているため、シールを貼りつけた際に、裏面の文字などが透けない粘着のりです。印刷ミスを訂正する際に使用します。
シールの裏側がグレー色のため、表面もわずかにグレーの色味が透けて反映され、全体としてグレー寄りの色に見えることがあります。
もし、貼る対象の色と完全に同じ色にしたい場合(例:白い紙に貼る場合)は、ご注意ください。
シールを剥がすとき、「糊残り」を防ぎ、きれいに剥がすための具体的な方法と注意点をご紹介します。
シールは粘着剤によって貼りつけられています。この粘着剤は「あたためる」ことで粘着力が弱まる性質があるため、温めてはがす方法は非常に有効です。特に強粘着のシールは、弱粘着よりも熱の影響を受けやすく、よりスムーズにはがしやすくなります。
加熱方法としては、ドライヤーの温風やぬるま湯を使うのが一般的です。
特にドライヤーを使う場合は、まずシールの角を少し剥がしてから、接着面をドライヤーで温めながら、ゆっくりと少しずつ剥がしていくことがポイントです。
ただし、ドライヤーを近づけすぎるとのりが溶け過ぎて、逆に剥がしにくくなる場合もあるので注意しましょう。
なお、シールが貼られている側の素材が熱に弱い場合には、この方法は適さないので他の方法で剥がしましょう。
加熱方法としては、ドライヤーの温風やぬるま湯を使うのが一般的です。
特にドライヤーを使う場合は、まずシールの角を少し剥がしてから、接着面をドライヤーで温めながら、ゆっくりと少しずつ剥がしていくことがポイントです。
ただし、ドライヤーを近づけすぎるとのりが溶け過ぎて、逆に剥がしにくくなる場合もあるので注意しましょう。
なお、シールが貼られている側の素材が熱に弱い場合には、この方法は適さないので他の方法で剥がしましょう。
シール表面が撥水加工されていない場合には、台所洗剤等の中性洗剤もおすすめです。
キッチン用の中性洗剤には、水をより浸透させていく特徴を持つ「界面活性剤」という成分が含まれています。この成分の働きにより、水がどんどんシールに浸透し、粘着力が弱くなってはがれやすくなるという仕組みです。
方法はとても簡単で、キッチン用中性洗剤をシール部分に塗り、ラップを上からかぶせて10分ほど放置します。10分ほど経ったらラップを取り、シールをはがしてください。
洗剤をそのままにしておくと素材が変色する場合もありますので、最後にしっかりと洗剤をふき取りましょう。
除光液とは、一般的にマニキュアを落とすときに用いるグッズです。この除光液は“有機溶剤”という溶剤が含まれており、粘着剤を溶かす性質があるため、きれいにシールをはがしたい場合は有効な方法です。
除光液を使ったシールのはがし方は、まずティッシュやコットンなどに除光液を染み込ませたら、シールの部分にのせ、10分ほど放置します。除光液は蒸発しやすい特徴があるので、ラップを上からかけると効果的です。
10分ほど経ったら、シールをはがしましょう。
ただし、除光液は注意するべきアセトンという成分が含まれているため、安易に用いることはおすすめしません。アセトンはツンと鼻をつくようなニオイが発生したり、樹脂を溶かす力があったり、引火しやすいなどの特徴があります。
そのため、よく換気をしながら行うことや、火気付近では作業をしないことをふまえましょう。シールをはがしたい部分の素材が樹脂を使っていると、溶けてしまう可能性もあるため、素材にも注意しながら除光液を活用することがおすすめです。
万能な使い心地と、ナチュラルクリーニングができることで注目を集めているセスキ炭酸ソーダ。粘着剤は酸性であることに対し、セスキ炭酸ソーダはアルカリ性のため、シールの粘着剤を弱める効果があります。
やり方は、100倍ほどで薄めたセスキ炭酸ソーダ水を作ってスプレーボトルに入れ、シール部分に吹きかけます。あとは上からラップをかぶせて10分放置し、時間が経ったらはがします。
サラダ油やオリーブオイル、ハンドクリームなどの油分もシールの粘着力を弱める働きがあります。中性洗剤などと同じようにはがしたいシールに油分を塗り、10分放置したらシールをはがします。
ただし、油分を活用する際は、油分を落とせる素材で行うことがおすすめです。
粘着剤の糊が少し残ってしまった場合は、消しゴムやセロハンテープ、ガムテープなどを使うときれいに取れる場合があります。
ただし、シールをはがしたい場所によっては、消しゴムやガムテープの使用が向いていない場合もあります。素材には注意して使用しましょう。
広範囲のシールや複数箇所のシールを効率よくはがしたい場合には、市販のシール剥がし剤の使用が効果的です。
これらは100円均一やホームセンターなどでも手に入り、使い方も簡単です。
剥がし方は簡単で、剥がし剤をシールに添付し、数分待ちます。あとは丁寧に剥がすだけです。
シールが大きい場合には剥がし剤を添付する前に、カッター等でシールの表面に切り目を入れておくと、剥がし剤が浸透しやすくなります。
また剥がす際には、ヘラを使うとスムーズに剥がすことができます。
ただし、素材によっては変色してしまったり、効果的ではなかったりする場合もあります。シールはがし用のスプレーを使う場合であっても、確認事項をよく確認することがおすすめです。
のりの種類でもご紹介したとおり、「再剥離シール」とは一度貼っても剥がした際に粘着剤が残りにくく、貼る対象の損傷を防ぐことができる「きれいにはがせるシール」のことです。
再剥離のりを使ったシールは、下記のようなメリットがあります。
・作業効率の改善
値札や管理ラベルなどを剥がしやすく、社内作業の工数を削減できる。
・顧客満足度の向上
商品パッケージのシールやステッカーを、お客様が簡単に、ストレスなく剥がせる。
・ブランドイメージの向上
剥がし跡が残らないことで、商品の見た目を損なわず、丁寧な印象を与えることができる。
ラクスルでは、用途やデザインに合わせた最適な再剥離シール(きれいにはがせるシール)を簡単に作成できます。
1. 用途に合わせて選べる豊富な素材
使用する場所や目的に合わせ、普通紙、耐水性に優れた用紙、光沢紙などさまざまな素材をご用意しています。
2. サイズ・形状も自由にオーダー可能
正方形や丸型はもちろん、宛名シールのような特定の用途に合わせた形や、ご希望のサイズ・大きさで制作が可能です。
3. 豊富なデザインテンプレート
無料で提供しているデザインテンプレートを活用すれば、デザイン経験がない方や忙しい方でも安心です。ロゴ、ラベル、イベント告知、期間限定の販促など、魅力的な再剥離シールを簡単に作ることができます。
