集客率を高めるアイディアで店舗や企業のファンを増やすチラシの作り方
店舗の集客アップのために、広報活動の一環としてチラシ制作を検討している方も多いでしょう。ターゲットの興味を惹くチラシには、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、ポスティングの特徴や、興味を引くポスティングチラシのアイディアについてご紹介します。
目次
【ポスティングの特徴】
まずは、ポスティングに向いている業種やコンバージョン率の高さなど、ポスティングの特徴について見ていきましょう。
ポスティングはどのような業種が向いている？
ポスティングは、一般消費者向けであれば、すべての業種におすすめの広告・宣伝方法といえます。飲食店や食品デリバリー、不動産、学習塾、美容室、整体院など、さまざまな業種でポスティングを活用することができます。
単価の低い業種のほうがコンバージョン率は高い
幅広い業種に向いているポスティングですが、その効果には差があります。一般的に、単価の低い業種のほうが、コンバージョン（商品の購入や申込み）率は高いのです。
整体院と不動産会社を例に挙げてみましょう。1回5,000円の整体院と、1軒3,000万円の不動産の場合、当然ながら、コンバージョン率は整体院のほうが高くなります。
ポスティングを導入する場合は、コンバージョン率も考慮して、配布エリアや部数を決めることが大切です。
ポスティングは効果測定ができる広告・宣伝方法
ポスティングは、ただチラシを配布するだけでなく、効果測定を行うことも大切です。効果測定の結果によって、次回配布するチラシに掲載する内容や、配布するエリアが明確になり、より効果的なポスティングを行うことができるためです。
どのような内容やデザインのチラシが効果的か把握するためには、数パターンのチラシを繰り返し配布して、効果測定を行うことをおすすめします。
【チラシの閲覧率を高める3つのアイディア】
集客率をアップさせるためには、配布したチラシの閲覧率を高めることが重要です。ここからは、チラシの閲覧率アップが期待できる3つのアイディアをご紹介します。
1．遊べる要素があるチラシ
チラシにクロスワードパズルや間違い探しなどの遊び要素を入れることで、チラシそのものに興味を持ってもらえる可能性が高くなります。「遊べる」要素を持つチラシとしては、次のようなものが考えられます。
・クイズ
学習塾や英会話スクールなどのチラシには、クイズを掲載するのがおすすめです。四文字熟語やことわざクイズなら、家族で楽しめるでしょう。
・塗り絵
小さな子供がいるファミリー層に向けたチラシには、塗り絵を掲載するのがおすすめです。店舗のキャラクターや商品に関係した塗り絵を掲載すれば、宣伝効果も期待できます。
・折り紙タイプ
折り線の入った折り紙タイプのチラシも、興味を持ってもらえる可能性が高いといえます。珍しいタイプの折り紙や難度の高い折り紙は、子供だけでなく大人の関心も引くことができるでしょう。
この場合、折り紙部分は切り取られるため、情報を記載するスペースを工夫する必要があります。
2．生活に密着した便利情報が掲載されているチラシ
例えば、化粧品やドラッグストアのチラシに「崩れにくいメイクのポイント」といった情報が掲載されていたら、「目を通しておこうかな」と思う女性も多いでしょう。このように、生活に関わる便利な情報を記載することも、チラシに興味を持ってもらうために有効といえます。
＜業種に応じた便利情報の例＞
・不動産関連のチラシ向け：資金シミュレーションの方法
・スキンケア関連のチラシ向け：肌年齢チェックシート
・商店街の店舗のチラシ向け：商店街の詳細マップ
これといった便利情報が思いつかない場合は、カレンダーやスケジュールリストなどを掲載することもおすすめです。
3．読み物の要素のあるチラシ
コラムやエッセイなど、「読み物」の要素を備えたチラシも、興味を持ってもらいやすいといえます。特に、在宅率の高い主婦・高齢者層をターゲットにしている場合は、このタイプのチラシがおすすめです。
チラシを定期的に配布し、コラムやエッセイにファンがつけば、チラシを通して店舗のファンを獲得することも期待できます。
【まとめ】チラシの内容を工夫して、集客アップにつなげよう！
「ポスティングの効果がなかなか感じられない」という方は、ここでご紹介したアイディアを実践してみることをおすすめします。
おもしろい情報が掲載されたチラシを届けることで、店舗への好感度が高まり、リピーターやファン獲得も期待できるはずです。
