チラシ用紙の選び方

新聞折込やポスティングなど大量に配布することが多いチラシは、コストを意識しつつ、受け取った瞬間に捨てられないための「紙の厚み」や「質感」が重要になります。この記事では、配布方法やデザインに合わせて反響率を高める、最適な用紙選びのポイントを解説します。

新聞折込やポスティングなど大量に配布することが多いチラシは、コストを意識しつつ、受け取った瞬間に捨てられないための「紙の厚み」や「質感」が重要になります。この記事では、配布方法やデザインに合わせて反響率を高める、最適な用紙選びのポイントを解説します。

表面にグロス系のコート剤(20g/m2程度)を塗布した光沢のある紙です。アート紙に比べて薄手です。色彩が鮮やかに表現されるため、写真・イラスト中心のデザインによく用いられます。
写真や色を多く使ったデザインのチラシにおすすめです。

つや消しを施した紙で、光の反射が少なく、印刷された文字が読みやすいです。(インクが乗った部分はツヤが出ます)表面はさらっとした感触で、落ち着いた雰囲気を演出できます。
文字情報の多いチラシにおすすめです。

少しざらついた感触で、鉛筆でも書き込みが可能です。(インクが乗った部分は、筆記性が無くなってしまいます)色がややくすんで表現され、落ち着いた風合いになります。
書き込みを前提としたチラシにおすすめです。

用紙選びで迷ったら、「①発色性」「②筆記性」「③光沢感」を基準に考えましょう。写真を鮮やかに見せたいのか、書き込みが必要か、ツヤの有無はどうか。下の表で各用紙の特性を比較すれば、あなたのチラシに最適な一枚が簡単に見つかります。
紙の厚さは、○○kgという斤量(きんりょう)を用いてあらわします。
数値が低いほど薄く、高いほど厚くなります。
ラクスルでは四六判(788mm×1091mm)サイズの用紙を1,000枚分重ねたときの重さ(kg)を表します。
チラシ・フライヤーの58kgはB判(765mm×1,085mm)サイズの用紙を1,000枚分重ねたときの重さ(kg)を表しています。

一般的なコピー用紙より少し薄いです。
よく使われる例:大部数の新聞折込チラシ

一般的なコピー用紙とほぼ同じ厚さです。
よく使われる例:新聞折込チラシ

チラシ・フライヤーでは定番の厚さです。
よく使われる例:一般的なチラシ

ある程度しっかりした厚みです。
よく使われる例:高級感あるチラシ