ラベルシール12面の選び方|サイズ・用途・おすすめ商品を解説


オフィスや事業所での宛名ラベル作成、ファイル整理、商品管理など、日常業務で欠かせないのがラベルシール12面です。A4サイズに12枚のラベルが配置されたこのタイプは、長3封筒の宛名や書類整理に最適なサイズ感で、多くのビジネスシーンで活用されています。
しかし、「12面ラベルにも種類があって、どれを選べばいいかわからない」「プリンターに対応しているか不安」「テンプレートの使い方が知りたい」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ラベルシール12面の基礎知識から選び方のポイント、印刷方法、用途別の使い分け、おすすめ商品まで、実務で役立つ情報を網羅的に解説します。これから購入を検討している方も、すでに使っているがもっと効率的に活用したい方も、ぜひ参考にしてください。
ラベルシール12面とは、A4サイズ(210×297mm)の用紙に12枚のラベルが配置されたシールのことです。面付は2列×6段の構成が一般的で、各ラベルのサイズには主に2つの規格があります。
主な12面ラベルのサイズ
どちらも横長の長方形で、封筒の宛名や書類の整理ラベルとして使いやすいサイズです。わずかな差ですが、貼り付ける対象のサイズに合わせて選ぶことで、見栄えが向上します。
ラベルシールは面数によって1枚あたりのサイズが異なります。用途に応じて最適な面数を選ぶことが重要です。
| 面数 | 標準サイズ(mm) | 主な用途 |
|---|---|---|
| 8面 | 約99×68 | 大きめの宛名、商品ラベル |
| 12面 | 83.8×42.3 / 86.4×42.3 | 長3封筒の宛名、ファイル整理 |
| 24面 | 約70×33.9 | はがきサイズの宛名、細かい整理 |
12面は長3封筒(120×235mm)の宛名に適したサイズで、住所と氏名を見やすく印刷できるバランスの良さが特徴です。8面では大きすぎ、24面では小さすぎると感じる場合に最適です。
ラベルシールを選ぶ際の最優先事項は、使用するプリンターとの互換性です。
推奨: オフィスで複数のプリンターを使用する場合や、将来的な機種変更を考慮するなら、マルチプリンター対応タイプが安心です。
12面でもメーカーによって微妙にサイズが異なるため、貼り付ける対象に合わせた選択が重要です。
選択のポイント: 長3封筒に貼る場合、86.4×42.3mmの角丸・四辺余白付きが使いやすくおすすめです。
使用頻度に応じて、適切なパック数を選ぶことでコストを最適化できます。
定期的に使用する企業では、大容量パックのまとめ買いが経済的です。
推奨: 業務用で確実性を重視するなら、四辺余白付き・角丸タイプが失敗が少なく安心です。
Microsoft Wordを使えば、専用ソフト不要でラベル印刷が可能です。
大量の宛名印刷には、Excelの住所録と連携する差し込み印刷機能が便利です。
Excelでもラベル印刷が可能で、データ管理との相性が良いのが特徴です。
各メーカーや販売店が提供する無料ツールを活用すれば、さらに簡単に印刷できます。
選び方のポイント: 使用するラベルメーカーの専用ソフトを使うと、サイズ調整の手間が省けて確実です。
郵送業務で最も多く使われる用途です。
書類やバインダーの背表紙に貼って、分類・検索を効率化します。剥がしやすい「再剥離タイプ」が便利です。
| ファイル背幅 | 推奨ラベル面数 | ラベルサイズ |
|---|---|---|
| 15〜30mm | 13面 | 約170×18mm |
| 20〜35mm | 11面 | 約170×18mm |
| 35〜60mm | 8面 | 約190×50mm |
| 小型ファイル | 12面 | 83.8×42.3mm |
12面ラベルは、小型バインダーやフラットファイルの背表紙、側面の分類ラベルに適しています。
PC・モニターの固定資産管理や貸出備品の識別ラベルに適しています。長期使用に耐える合成紙・強粘着タイプを選びましょう。
ラクスルビジネスモールでは、業務用に最適な12面ラベルシールを取り扱っています。信頼性の高いエーワン製品を中心に、用途に合わせた3つのタイプをご紹介します。
特徴
おすすめ用途: 長3封筒への宛名印刷、DM発送業務。
特徴
おすすめ用途: バランスの良い標準サイズを求める方、ファイル整理にも使いたい方。
特徴
おすすめ用途: 商品ラベル(食品・化粧品)、屋外使用、水回り。
ラクスルビジネスモールを利用することで、コスト削減と業務効率化が同時に実現できます。
用途によって使い分けましょう。長3封筒への宛名印刷や住所・氏名をゆったり表示したい場合は12面が適しています。一方、はがきサイズの宛名や細かい書類整理には24面がおすすめです。
オフィスでの利用ならマルチプリンター対応(プリンター兼用)を推奨します。複数種類のプリンターや機種変更に対応でき、汎用性が高いためです。写真などを高品質で印刷したい場合のみ、インクジェット専用を選びましょう。
プリンターの設定で用紙サイズを「A4」、用紙種類を「厚紙」または「ラベル用紙」にし、「手差し給紙」で印刷してみてください。また、メーカー公式のテンプレートを使用し、ガイドに合わせて給紙することも重要です。
標準粘着タイプは基本的に貼り直し不可です。貼り替えが多い用途(ファイル整理など)や仮ラベルの場合は、「再剥離タイプ」を選んでください。
郵便番号は16〜18pt、住所は10〜12pt、氏名は12〜14pt程度が目安です。ゴシック体を使用し、適度な行間と余白を持たせると見やすくなります。
ラベルシール12面は、長3封筒の宛名印刷やファイル整理など、オフィスワークに欠かせないアイテムです。本記事でご紹介したポイントを参考に、用途に合った最適なラベルを選んでください。
選び方の要点
ラベルシールの選択と活用方法を最適化することで、業務効率が大きく向上します。ぜひラクスルビジネスモールで、あなたのオフィスに最適なラベルシール12面を見つけてください。
※価格や在庫状況は変動する場合があります。最新情報はラクスルビジネスモール公式サイトでご確認ください。
※本記事の情報は2025年12月時点のものです。