ポスティングコラム|ポスティングの効果的なタイミングと配布頻度はどのくらい?
ポスティングで配布したチラシから、実際に顧客獲得につながるまでの割合は一般的に多くても0.3%程度と言われています。1万部配布してようやく30人お客さんが来るようなイメージでしょう。
自分の思うように結果が出ずに苦しんでいる方も多いポスティングですが、やり方次第ではもっと効果を上げることができるようになります。
そこで今回は、「どのくらいの頻度でポスティングをすればよいのか？」という話をしたいと思います。
理想の頻度はどのくらい？
ポスティングは、すぐに効果が出るものではありません。
ずばり、理想的な頻度は「月1回」だと言えます。
ポスティングを既にやっている方は、月1回のポスティングを「少し頻度が多すぎるのでは？」と思うかもしれません。しかし、ポスティングというものは残念ながら、ポストに入れれば確実に見てもらえるわけではありません。ダイレクトにゴミ箱へ行ってしまうこともしばしばです。
しかし、ゴミ箱へ行くチラシも「捨てるかどうかを判断するタイミング」で1回は見られています。何回ゴミ箱へ捨てられようとも、ポスティングを繰り返すことで、だんだんと認知をしてもらえるようになるのです。
何回も繰り返すことにより、徐々に認知が高まってきて、ゆくゆくは顧客獲得に結びつくのです。競合に打ち勝つためには、競合よりも高い頻度でポスティングするのが望ましいため、少し多いくらいに感じても月1回くらいのペースを保った方がよいのです。
ポスティングの頻度を調整する工夫
月1回のペースでポスティングを推奨できるのも、ポスティングは費用対効果が高いと言われているためです。自分で印刷をせずとも、まとまった枚数を印刷会社に発注すれば比較的安価にチラシを印刷することができます。
とはいえ、ポスティングにかかるコストを考えれば、できるだけ無駄を出さない工夫が必要です。ポスティングは根気強く配り続けることも大事ですが、効果測定を行うことで、ターゲットの選定やチラシの改良を続けることが大事です。
例えば、反応のある地域だけ月2回にして、それ以外の近隣の地域は月1回は配布する、というのも得策だと言えるでしょう。
ポスティングの効果測定を行うため、例えば、チラシについているクーポンに予めナンバリングをしておくことで、クーポンが利用されたときに、どの物件(地域)から反応があったのかが分かるようにしておきます。ポスティングをする前に、ポスティングしたチラシを見た客なのか、そうでない客なのかを区別できるような工夫をしておきましょう。
また、ポスティングを終えたら、配布したチラシや日にち、枚数、配布地域を詳細に記録しておきましょう。これらのデータが、後に戦略を立てるときの材料になります。
配るタイミングで効果にも違いが？
先ほどポスティングの効果測定の話をしました。ではその一例として、「配布曜日によって効果に違いがある」ことをご紹介します。皆さんは何曜日に配った方が効果的だと思いますか？
一般的には、週明け(月曜・火曜)よりも週末(金曜・土曜)にポスティングする方が効果が出やすいとされています。特に、デリバリーや外食関係には顕著です。土日に購買意欲が高まるため、その前にポスティングをして、購買意欲が低くなる週明けは避けるようにした方がいい、という理屈です。これを逆手にとって、週明けは一般的にポスティングされにくいので、このタイミングでチラシを配ると目に留まりやすい、という作戦も考えられます。
ご自身の考えと、効果検証によって、ポスティングの最適解を導いてみてください。
さいごに
ポスティングをするとき、セルフポスティング(自分の手でチラシを撒くこと)と、業者依頼で迷うことがあるかと思います。これに関してはいろいろな意見があると思いますが、セルフポスティングができるのであれば、自分の肌で各地域の特色を感じることができ、作戦を立てるときに役立ちます。一方で、自分でポスティングをすれば、他の業務に充てる時間は少なくなってしまいます。
ラクスルでは、印刷からポスティングまでをワンストップで請け負うサービスもあります。もちろん、チラシの印刷のみのご利用も承っていますので、
「ポスティングは自分でやるのでチラシを安く大量印刷したい！」
「イチからポスティングをはじめるけど、手も足も出ない…」
「ポスティングに掛ける時間を削減したい…」
といったそれぞれのニーズに合わせて、サービスを選ぶことができます。ぜひご活用ください！
