はがきの宛名面はテンプレートで簡単に作れる?作成の注意点を紹介
オリジナルのはがきを作成する場合、「宛名面も自分で作成できるのかな」「自分で作成する際はどんな注意点があるのだろう」といった悩みを持つ方も多いでしょう。 これらの悩みを解決してくれるのが「テンプレートの利用」です。ただし、はがきの裏面とは異なり、宛名面には様々なルールがあります。注意しましょう。 そこで本記事では、はがきの宛名面の概要や作成時の注意点などについて確認していきましょう。
オリジナルのはがきを作成する場合、「宛名面も自分で作成できるのかな」「自分で作成する際はどんな注意点があるのだろう」といった悩みを持つ方も多いでしょう。 これらの悩みを解決してくれるのが「テンプレートの利用」です。ただし、はがきの裏面とは異なり、宛名面には様々なルールがあります。注意しましょう。 そこで本記事では、はがきの宛名面の概要や作成時の注意点などについて確認していきましょう。
目次
一般的に宛名面がはがきの「表面」であり、写真を載せたり文章を記載したりする面が「裏面」にあたります。まずは宛名と差出人が記載されている方が表、メッセージが記載されている方が裏であることを認識しておきましょう。
とはいえ必ず宛名を「表面」に記載しなければならないということではありません。デザインによっては、差出人名を宛名の「表面」ではなく、文面の「裏面」に記載する場合もあるのでそこは人それぞれ好みによる部分が多いでしょう。
この宛名面を自分で作成する場合は、自由にデザインできる裏面とは異なり、決まり事や注意点があります。詳細は後述しておりますので、作成を考えている方は必ずチェックしてみてください。
官製はがきとポストカードの違いについて解説します。官製はがきとは、郵政民営化以前の名称です。現在では郵便局やスーパーなどで一般販売されているはがきや郵便はがきがこれにあたります。
一方、ポストカードとは郵送される全てのはがきの総称です。上記のはがきや絵はがき、会社などから送付されるダイレクトメールなどの、はがき全般を指しています。
また、海外の人は種類関係なくポストカードと呼ぶようです。つまり官製はがきとは郵便はがきのことで、手紙の種類であり、ポストカードとは、はがきをまとめて呼んだものをいいます。
前述のとおり、宛名面の作成にあたっては注意するべきことがあります。ここでは4つの注意点について見ていきましょう。
はがきとして郵送されるためには、宛名面の上部か左側中央に「郵便はがき」か「POST CARD」の記載が必要です。記載がない場合は、はがき(第二種郵便物)ではなく、手紙(第一種郵便物)として扱われるため、郵送料金が変わります。
郵便番号は機械で読み取るため、宛名面を作成する際は、赤色の郵便番号枠を必ず設けましょう。また、枠の色は赤色または朱色で統一してください。
ただし、朱色を使用する場合も青や黒色が混ざっていない色を使用するようにしましょう。
切手の貼付位置も決まっています。切手を貼付する範囲は、「長辺から35mm×短辺から70mm」の範囲内に収めるようにしなければなりません。
縦書きの宛名の場合は、左上の角の「縦70mm×横35mm」範囲内が切手の貼付位置として使用します。宛名が横書きの場合は、右上の角の「縦35mm×横70mm」の範囲内が切手の貼付位置です。
ハガキは機械で読み取るため、縦書きは左上、横書きがは右上が基本です。作成する際は覚えておきましょう。
会社などのDMとしてはがきを郵送する場合、宛名面に画像やコメントなどを入れることがあります。縦書きであれば下半分、横書きであれば左半分、つまり用紙の1/2が情報の記載可能な範囲です。
これは郵便約款にも明記されており、デザインを考える際は気を付けましょう。
宛名面にテンプレートを利用する際は、どのようなことを確認する必要があるのでしょうか。この項目では、3つの確認点について紹介していきます。
テンプレートを利用する際は、そのテンプレートを利用できるアプリケーションを選ぶ必要があります。代表的な対応アプリケーションは次の3種類です。
・イラストレーター(Ai)
・ワード(Word)
・パワーポイント(PowerPoint)
自身に環境に対応できるアプリケーションがない場合は、用意する必要があるため注意しましょう。
代表的なはがきの種類は次の6つです。
・ポストカード (100mm × 148mm)
・大判はがき (120mm× 235mm)
・A4大判はがき (210mm × 297mm)
・A5大判はがき (148mm × 210mm)
・往復はがき (200mm × 148mm)
・官製はがき (100mm × 148mm)
もし作成に不安がある場合は、デザインテンプレートの利用をおすすめします。テンプレートを利用することで、ここまで紹介した注意点も気にする必要がありません。
自分のイメージに合ったデザインテンプレートを選び、より簡単かつ高品質なはがきを作成してみてはいかがでしょうか。