ポストカードの印刷用紙の選び方

ポストカードは、主役となる写真やイラストの美しさはもちろん、手にした時の質感や宛名の書きやすさにもこだわりたいものです。この記事では、ポストカードを最高の一枚に仕上げるための用紙選びのポイントを詳しく解説します。

ポストカードは、主役となる写真やイラストの美しさはもちろん、手にした時の質感や宛名の書きやすさにもこだわりたいものです。この記事では、ポストカードを最高の一枚に仕上げるための用紙選びのポイントを詳しく解説します。
目次
紙の厚さは、○○kgという斤量(きんりょう)を用いてあらわします。数値が低いほど薄く、高いほど厚くなります。
ラクスルでは四六判(788mm×1091mm)サイズの用紙を1,000枚分重ねたときの重さ(kg)を表します。
H3:ポストカードにおすすめなのは180kg
郵便はがきとほぼ同じ厚さになります。
少しざらついた感触で、鉛筆でも書き込みが可能です。(インクが乗った部分は、筆記性が無くなってしまいます)色がややくすんで表現され、落ち着いた風合いになります。
ロゴと文字のみの場合に適した用紙です。
表面に光沢が出るグロス系のコート剤(40g/m2程度)を塗布した、強い光沢のある紙です。アート紙よりさらに厚手で、よりツヤを必要とする印刷物に適しています。色彩が鮮やかに表現されるため、写真・イラスト中心のデザインによく用いられます。
写真や色を多く使ったデザインのポストカードにおすすめです。
取扱用紙の中で最も白色度の高い、青みがかった白の用紙です。
鮮やかな色を表現できるため、白が綺麗に出る用紙がいい場合や、写真やイラストが主役の印刷物でよく使用されます。
中に空気を多く含むために軽くてかさ高な高級マット紙です。色彩を鮮明に表現しやすく、インキの乗った部分は光沢感が出て落ち着いた上品さがあります。
ポストカード印刷取扱用紙の中で、一番厚みのある用紙です。
表面に鏡のような光沢紙よりも強い光沢があるため、より色が鮮やかに映える紙です。発色を際立たせたい場合におすすめです。
裏面は上質紙となっておりますので、鉛筆やボールペンで書き込み可能です。
(ただし、インクが乗った部分は、筆記性が無くなってしまいます)
しっとりとした風合いを持つマット調の紙です。インキが乗った面には少し光沢感が出ます。ヴァンヌーボとよく似ていますが、少し色が沈みます。
ポストカード取扱用紙の中で、2番目に厚みのある用紙です。
用紙を工夫することによって、様々風合いのポストカードを作成することができます。ラクスルでは、上質紙、アートポスト紙、ハイマッキンレーポスト紙、ヴァンヌーボ紙の取り扱いがあります。ポストカードを作成する際には、用紙選びからこだわってみてください。きっと、素敵な一枚が出来上がることでしょう。