新聞折込VSポスティング徹底比較!-どちらがいいの?-
新聞折込もポスティングもどちらも個人に直接届くダイレクトマーケティングと呼ばれる手法です。
新聞折込は、新聞社の仲介業者に依頼をして、チラシの折込みを行います。それに対してポスティングは、業者に頼んで個人や企業の郵便受けに直接投函します。
どちらも似ているようですが、それぞれの特徴や違いがあります。それでは、配布エリアと配布スピード、配布媒体、セグメント配布、価格、反響率について違いをみていきましょう。
配布エリアと配布スピード
新聞折込は、一日で広範囲に大量に配布をすることができます。ただし、範囲は広くても配布宅は新聞契約宅に限られます。また、町丁単位の指定は通常はできません。
ポスティングは、小さなエリアから、広範囲まで希望の配布エリアに配布をすることができます。ターゲット層のエリアに絞って配布ができることも大きな特徴です。ただし、一軒一軒の郵便受けに手で配布をするので、多量の場合には、投函が完了するまで数日かかる場合もあります。
配布媒体
新聞折込は、だいたい70kg〜90kgの一般的な厚さのチラシです。一番よく見られるサイズは、B4サイズです。また、2つ折りにするとB4サイズになるB3の大きさもよく見られます。もちろんA4の大きさでも問題ありませんし、逆にサイズが小さいので目立つかもしれません。
ポスティングは、郵便受けに入るサイズであれば厚さのある小冊子やポスター、名刺サイズでも配布可能です。水道修理の案内等でよく見られるマグネット型の広告などもありますね。個性を出すために試供品を配布する場合もあります。
セグメント配布
セグメント配布とは、ターゲットを絞り、選別をして配布する方法のことです。
新聞折込は、配布エリアに住んでいる新聞購読者に配布をするので、ターゲットを選別して配布することはできません。新聞購読が減少傾向にある若い世代には、チラシが届かない可能性があります。
ポスティングは、「視認可能」な条件に応じて、物件を選別して配布することができます。例えば、若い世代をターゲットにしたい場合、地域の特徴を把握し、若い世代が多く住んでいるマンションにのみ配布をすることもできます。
価格
新聞折込では、A4〜B4のサイズであれば、約3円前後で印刷することができ、比較的安価です。選択したエリアに配布をするので、配布部数が自然と多くなり、一枚あたりの印刷コストは低くなります。
ポスティングは、A4〜B4であれば、約2円〜5円前後です。地域やポスティング会社によっても異なりますが、新聞折込より若干割高になります。試供品などをつけたい場合には、さらに単価は上がるでしょう。
反響率
新聞折込は、他のチラシに紛れてしまい、そのまま捨てられてしまう可能性があります。あまり反響率が高いとは言えません。ただ、スーパーや量販店のチラシは、主婦層が確認する可能性が高いため、反響率が高い傾向にあります。
ポスティングは、ターゲットに確実に配布されます。また、郵便受けに入っているチラシは、一度選別のために見てもらえる可能性は高くなります。そのため、反響率は新聞折込よりも良いと言えるでしょう。
まとめ
新聞折込は、比較的安価で一日に広範囲に配布をすることができます。家庭の主婦はチラシを確認する傾向にあるので、スーパーや電化製品の特売には向いている手法と言えるでしょう。
それに対してポスティングは、新聞未購読世代にも配布をすることができます。また新聞折込とは違い、試供品なども郵便受けに入るサイズであれば配布可能なことも、特徴の一つです。ターゲットを絞り、高い反響率を狙いたい場合にはおすすめの手法です。
それぞれに強みがありますので、目的に応じて使い分けをするのが良いでしょう。
