集客したい方必見!学習塾の生徒募集チラシのデザインと作り方

学習塾において効果的なチラシのデザインを制作するコツについてみていきましょう。

チラシは読んだ人が塾へ問い合わせをしたり、入会の申込みをしたりと行動を促すために配付するものです。つまり、チラシを受け取った人が行動したくなるようなチラシにする必要があります。

そんなチラシづくりをするのであれば、まずは受け取る人のことを知ることが必須です。ターゲットは一体どのような悩みや希望、期待を持っているのかを知ることがチラシづくりの一歩といえます。

学習塾のニーズは、生徒であれば「希望する学校に絶対受かりたい」「部活と両立しながら成績もアップしたい」「楽しいと感じながら勉強したい」など。

保護者のニーズは「子どものがんばりを親身に応援してほしい」「成績を上げてほしい」「授業料は安いとうれしい」などがあげられます。

このようなニーズを満たすために、自分の塾では何をしてあげられるのかについて、しっかり認識を深めましょう。

さらに、忘れてはいけないのが、ライバルとなる他塾の存在。ライバルはどんな強みを持っているのか、他塾にはない自分の塾の強みはどこなのか、などを知ることが大切です。

学習塾のチラシに限らず、人はチラシを一目見てチラシの情報が必要か不要かを判断しています。大して読むことなく、ゴミ箱へ捨てられてしまっては、せっかく時間とお金をかけたチラシも存在しないことと同じ意味になってしまうのです。

チラシのデザインでは、まずは読んでもらうことを意識して印象的なキャッチコピーやビジュアルを配置することがチラシ作りの基本ともいえるコツ。

そのキャッチーなコピーやビジュアルは、先ほど紹介したターゲットの求めているものや、自分の塾の強みをリサーチした情報をもとにして作り上げます。

たとえば、『春の体験講習会開催』と『スタートダッシュでライバルと差をつけよう』を比べた場合、どちらが受講するメリットをイメージさせやすいでしょうか？

キャッチーなコピーやビジュアルは、リサーチした情報をもとにして、ターゲットのためのメッセージを作ることで、集客につながるチラシになります。

読み手はキャッチコピーやビジュアルに興味を持つと、より情報を求め、ボディコピーといわれる本文の部分に目を通します。

チラシはこの読み方が一般的なので、キャッチコピーやビジュアルとボディコピーは連動させるような内容に仕上げることがコツです。

さらに、チラシの文章は読者目線で仕上げると、より効果アップが期待できます。読者目線とは、“塾の特徴は、読者にとってどのようなメリットがあるのか？”というところ。

たとえば、『日本一のノウハウを持ったプロ講師が指導』という説明文を、『部活と両立しながら半年で最低20点の学力アップが可能』という読者目線に変換すると、より講師の魅力が伝わります。

読み手はスゴイ講師陣がいることを理解しても、受講したことでどのような効果を得られるかまでは想像ができません。受講する効果を読者目線に変換して具体的に示すことで、読み手は講師陣の魅力に期待が持てるようになります。

チラシを受け取る人は「このチラシは学習塾が作っている」ということは理解しています。そのため、いくらキャッチコピーやボディコピーに魅力を感じても「本当かな…いまいち信じられないな」という気持ちを抱いてしまうもの。

そんな不安な気持ちを排除してチラシの内容の信頼性を上げてくれる存在が口コミです。一足先に実際に受講した生徒やその保護者のリアルな声には、読み手の不安な気持ちを払拭してしまうほどの強い効果があります。

受講している生徒や保護者に対して感想やアンケートの記入を依頼し、チラシにその言葉をのせると反応率はアップします。口コミには学習塾の魅力を生徒や保護者目線で伝えることができるため、より学習塾の魅力を伝えることができます。

オファーとは、消費者のリスクをカバーするための提案です。初めての商品やサービスを取り入れるときには、口コミを見て信頼を寄せても、本当に自分に合った商品なのかを知ることはできません。

そのため、“特典”という形でお得感を演出することで、行動の後押しをします。たとえば『入会金無料』『初月無料』『自習室使い放題』『質問し放題』『成績が上がらなければ全額返金』など。

オファーはキャッチコピーやボディコピーよりも行動を促せる強い効果があると言われているほど大切なものです。読み手はどのような部分がネックになっているのかをリサーチしてオファー内容を考えてみてはいかがでしょうか。