印象に残る横断幕を作る色・デザインのポイント
横断幕はイベントの告知や応援に欠かせない存在ですが、ただ大きく派手に作るだけではメッセージは伝わりません。 本記事では色の組み合わせ、効果的なイラスト・写真の使い方や心に残るフレーズの工夫など、横断幕を印象的に仕上げるポイントを解説します。
横断幕はイベントの告知や応援に欠かせない存在ですが、ただ大きく派手に作るだけではメッセージは伝わりません。 本記事では色の組み合わせ、効果的なイラスト・写真の使い方や心に残るフレーズの工夫など、横断幕を印象的に仕上げるポイントを解説します。
目次
横断幕の印象を強くするのに大きな役割を果たすのは使用するカラーです。さらに組み合わせによってインパクトは大きく変わってきます。
つい見てしまいたくなる色の組み合わせには下記のようなものがあります。
黒や白などの無彩色に鮮やかな色を加えると一気にインパクトが強くなります。黄色は工事現場などで注意を喚起するときに用いられていることからも目を引く効果が高いことが分かります。
例:
・黒やグレーに鮮やかな黄色
・黒やグレーに鮮やかな赤
・白にグレーと鮮やかな黄色
・白にグレーと鮮やかな赤
ビビッドでカラフルな色の組み合わせも人の目を引く効果大。デザインがかわいいと思ってもらえれば、写真に撮ってInstagramやTwitterなどのSNSで拡散してもらえる可能性もありますね。
例:
・ポップな色の組み合わせ
信頼感、重厚感、高級感を出しながら横断幕を目立たせたいときは、ビビッドな色よりも渋めの色を選択するのがおすすめ。また、配色はシンプルにしましょう。
例:
・バックは渋めの色で文字を白色にする
写真やイラストを入れることで横断幕を認知してもらえる可能性が格段に高まります。
横断幕にはさまざまなイラストや写真が配置され目立つように工夫されています。
例えば、部活動の激励横断幕であればそのスポーツの用具をイラストにして載せたり、町おこしの横断幕ならばその町のキャラクターを載せたりするのも良いですね。
また、商品の宣伝の場合は写真を載せるのが効果的です。文字だけではなかなかどのような商品なのか分かりませんが、写真があれば一目で理解することができます。
現在は印刷技術も発達しているので、写真をとても鮮明できれいにプリントすることができます。
車で通り過ぎる際に横断幕の文字を読めなかったとしても、視界に入った横断幕の写真やイラストが印象的であった場合は、次回通ったときに車を停車して横断幕の情報を確かめてもらえるかもしれません。
横断幕の主役は文字です。横断幕を見た人がすぐに意味を理解し、共感できるようにすることがポイントです。横断幕は多くの人が一瞬で目にするものなので、難しい言葉や長い文章よりも、誰でも理解しやすいシンプルな表現の方が、より強く印象に残ります。リズム感のある文章や、ワンセンテンスで表現できるような文章を意識しましょう。
また、複雑な漢字は仮名表記にするなど工夫することで、読みやすさが向上します。文字が多すぎると読みにくくなり情報が伝わりにくくなるため、キャッチコピーやメッセージを短くまとめ必要な情報のみを簡潔に記載に記載することを意識しましょう。
「中学生でも簡単に理解することができる」のが目安です。もちろん、小さな子供向けの横断幕ならばよりやさしい言葉を使用するのが良いでしょう。