フェイスブックやインスタグラム、Twitter(ツイッター)などSNS(ソーシャルネットワークサービス)を運用しているお店や会社が増えています。 しかし、当初の目的である来店などの促進のためではなく、徐々に運用することが目的になってしまい、面倒くさくなって止めてしまう。 そんな2年くらい更新が止まってしまっているアカウントを時々見られます。 実はSNSは便利なのですが、投稿が大変なんです。なので、目的をはっきりさせてやらないと止まってしまいます。
目次
SNSの目的は大きく分けて3つ
1.まだお店を知らない人に向けて知ってもらう
2.既にお店を知っている人に向けて来るきっかけを作る
3.既にお店に来ている人に向けて来るきっかけを作る
図にすると↓
「1.まだお店を知らない人に向けて知ってもらう」という場合。
なぜならSNSというのはリツイートやシェアなどアカウントをフォローしている人が知り合いに向けて共有してもらうことが前提のサービスです。
しかし、お店の宣伝をリツイート、シェアなどしてもらえることなどほとんどありません。
まったく知らない人向けに投稿を続けていると、誰のためにやっているんだ?となって投稿がつらくなっていきます。
お店に慣れない、インスタ映えする投稿などを繰り返しているとお店としてもイメージと違うことをやるのは結構苦痛。
おススメは写真を投稿するブログ的な方法で使うのがベター。
こちらは「2.既にお店を知っている人に向けて来るきっかけを作る」
「3.既にお店に来ている人に向けて来るきっかけを作る」の両方に効きます。
お店を知っている人や1回来たことがある人は基本的にはお店にあまり悪い印象を持っていないと思います。
フェイスブックやTwitterのアカウント情報をお店にシールなどで貼っておくだけで登録してくれたりします。
まかないの写真を投稿したり、新メニューを投稿したり、好きなお店の情報はお店側がたいした事無いと思っていても楽しいはず。
そんなに文章とかを凝らなくても写真を送るだけで大丈夫です。
これに何の効果があるのかというと、お店の名前を思い出してもらえるという効果があります。
実はこれが非常に重要です。
1.○○というお店に買いに(食べに)行こうかな
2.お店に何かを買いに(食べに)行こうかな
3.暇だな。どこか行こうかな
「1.○○というお店に買いに(食べに)行こうかな」の場合は特に問題なくお店に来てもらえます。
SNSの投稿で新メニューなどを見て行く気になったりする場合が該当します。
こちらはお店を好きな人が好きなメニューを見たらその気になりますね。
「2.お店に何かを買いに(食べに)行こうかな」の場合、目的が決まっているがお店が決まっていないケース。
「3.暇だな。どこか行こうかな」目的もお店も決まっていないケース。
上記2つとも実は先ほどの投稿で解決できます。
「サブリミナル効果(サブリミナルこうか)とは、意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされている効果のことをいう。
サブリミナルとは「潜在意識の」という意味の言葉である。境界領域下の刺激はサブリミナル刺激(Subliminal stimuli)もしくはサブリミナル・メッセージ(subliminal messages)と呼ばれている。」
Wikipediaより
SNS上での投稿を見ていることで、何かを発想する時に何かお店を思い出してしまう。そんな時ありますよね。
お客様との接点を増やすことでこのサブリミナル効果を生み出すことができます。
このようにSNSを写真ブログ的に運用することは集客のメリットが大きい便利なツールです。
デメリットもあることも認識しないといけません。
1.投稿が面倒くさい・投稿に時間を取られる
2.炎上リスクが多少ある
3.SNSについてお店で聞かれる
写真を撮影するのが結構難しかったり、こだわったりすると気づいたら時間が経っちゃってたりします。
また、毎日更新などと決めると途端に辛くなります。バイトの方などに頼むと雑にやったりしてあまり広告効果が無かったり。
基本的にはこういう毎日投稿したりすることが好きな人に任せるのがおススメです。
後は忘れないようにいつ投稿すると決めとくと習慣化して忘れにくくなりますね。
SNSと言えば炎上です。逆に炎上商法と言って、燃えさせてバズ(大量に拡散)らせて認知度を上げる方法も。
基本的にはイメージダウンに繋がる内容がほとんどですので気をつけたほうが良いでしょう。
ブログなどを書いていると気に入らないお客様をさらしたり、バイトが変な事をして返上したりすることがありますが
同じように写真ブログでも変なものが写りこんでいたりすると炎上リスクがあります。
SNSはどこで誰が見ているか分からないので、突然お店に来たお客様が聞かれたりします。
「この写真のメニューは何ですか?」「これが欲しいんですけど?」など。
つまり、店員の方に周知する必要があります。
これが漏れたりすると、お店の印象が悪くなったりするので店員の方には見るようにお伝えしましょう。
SNSは無料で使えるので非常に簡単で便利なツールです。
しかし、無料な分、手間が掛かるのも事実。
そこは覚悟して取り組みましょう。
がんばれば必ずリターンがあるはず。
まだお店を知らない人向けに周知するなら、SNSよりも
ポスティングや新聞折込などのほうが店舗の方は向いています。
ラクスルではデザインから簡単にできるツールやサービスを提供しています。
ぜひ、ご覧ください。
