ポストカードの印象は印刷用紙で変わる!?
ポストカードは、家族や友達への便り、企業の商品案内等によく使われます。その目的やデザイン、サイズも様々なものがあります。
目的によって、用紙は変えたほうが良いことはご存知でしたか?用紙も色々な風合いや質感があり、用紙を変えるだけで全く別の雰囲気にすることもできます。
せっかくポストカードを作成するなら、最適な用紙で作成したいですね。今回は、それぞれの用途にあった用紙をご紹介します。
ポストカードは、家族や友達への便り、企業の商品案内等によく使われます。その目的やデザイン、サイズも様々なものがあります。
目的によって、用紙は変えたほうが良いことはご存知でしたか?用紙も色々な風合いや質感があり、用紙を変えるだけで全く別の雰囲気にすることもできます。
せっかくポストカードを作成するなら、最適な用紙で作成したいですね。今回は、それぞれの用途にあった用紙をご紹介します。
印刷に用いられる用紙の厚さの表記は、「mm」 ではありません。実は、「kg」という目安で表されます。例えば220kgという表記ですが、これは同じ規定の寸法の印刷用紙を1000枚積んだ時の重さです。
紙が厚くなればなるほど、安心感や信頼感が増しますが、ポストカードに向いていておすすめなのは、180kgの厚さです。これは、郵便はがきとほぼ同じ厚さになります。
それでは、どのような用紙を選べば良いのかみていきましょう。
メッセージや水彩画などをメインにしたい場合
おすすめは、上質紙です。
上質紙は表面に加工がされていないので、ざらついた質感があります。鉛筆でも書き込みができ、筆記性に優れています。暖かみのある白色の用紙で、水彩画など透明感のあるイラストとは非常に相性が良い用紙です。スタンプの押印もおすすめですよ。
旅行に行った際、大事な人へのお便りにするポストカードに最適です。水彩画で風景等を描き、オリジナルのスタンプを押して投函するものいいですね。
写真をメインにしたい場合
アートポスト紙やハイマッキンレーポスト紙がおすすめです。
アートポスト紙とは、上質紙の表面にコート剤を塗布し滑らかにした紙です。表面に光沢があり、色鮮やかに印刷をすることができます。写真の色の発色が良く、美しく印刷されます。
これは、観光地などで見かける写真入りのポストカードに良く使われている用紙になります。
ハイマッキンレーポスト紙は、アート紙よりもさらに光沢を帯びており、その表面はツルツルしています。真っ白に漂白された紙で、より色表現をはっきりさせることができます。ポストカードの高級光沢紙として取り扱われることが多い用紙で、色鮮やかな発色を希望する方におすすめです。
とても美しく写真が表現されるので、写真をメインにした企業の広告用ポストカードにも最適です。
ハンドメイドの雰囲気を出したい場合
ハンドメイドの優しい風合いを出したい場合には、ブンペルソイルという用紙が適しています。
プンペルソイル紙は、薄茶色のクラフト紙です。紙のパルプ本来の優しい風合いで、ナチュラルな雰囲気です。印刷された時に、文字やイラスト、写真が少しかすれたように印刷されるのもハンドメイドならではの味が出ますよ。
カフェや工房の案内など、優しい雰囲気を出したいポストカードにはこの用紙はおすすめです。
高級感を出したい場合
落ち着いた風合いを出すことのできるヴァンヌーボ紙が最適です。
表面はざらついた質感ですが、高度な印刷再現性を持っているグロス感のある特殊紙です。印刷のインクの重ね具合によって、豊かで複雑なニュアンスの光沢を出すことができ、印刷物を表情豊かに仕上げることができます。
結婚式の出欠カードなど、高級感が出るのでおすすめです。
用紙を工夫することによって、様々風合いのポストカードを作成することができます。ラクスルでは、上質紙、アートポスト紙、ハイマッキンレーポスト紙、ヴァンヌーボ紙の取り扱いがあります。ポストカードを作成する際には、用紙選びからこだわってみてください。きっと、素敵な一枚が出来上がることでしょう。