チラシの「白黒」と「カラー」。印刷における使い分け方は?

最終編集日:2025年12月12日

チラシの配色は、大きく「白黒」と「カラー」(1色、2色、フルカラーなど）に分かれます。本記事では、チラシを作成する際、この2つの印刷方法を使い分けるポイントを解説します。

１．「価格」は圧倒的に「白黒」が安い。

価格は白黒の方がカラーに比べ安いです。そのため、コストに余裕がない場合は、白黒印刷を選ぶとよいでしょう。

紹介する商品やサービスに色があった方が明らかに見栄えが良い場合や、感情に訴えかけたい場合は、カラー仕上げを選ぶとよいでしょう。

たとえば、食材のチラシが白黒だった場合、「美味しそう!」と感じる人は少ないはずです。色彩は、食品の新鮮さやシズル感を視覚的に表し、食欲や購買意欲に直接訴えかけることができるためです。
また、高級感を出したいときにもカラー印刷は効果的です。

純粋な情報や数値をメインに打ち出すチラシの場合は、カラーにこだわる必要はなく、白黒仕上げでも十分です。
白黒のコントラストによって、情報が際立ち、読みやすくなるというメリットもあります。

カラー、白黒にはそれぞれ適した役割があります。値段が高いからといって、必ずしもカラーが良いとは限りません。

チラシの目的、紹介する商品やサービス、そしてコスト面など、総合的に検討した上で、最も適した配色を選択していきましょう。