絶対に失敗しない!ポストカードの規格や宛名面の決まりを解説

まずポストカードの規格から解説します。場合によっては追加料金が発生することもあるので、しっかりこの規格を確認しておきましょう。

ポストカードの大きさ

ポストカードは、大きさによって郵便料金が異なることを知っていますか？通常、はがきサイズ（100mm×148mm）であれば、全国一律で1通63円で郵送できます。このサイズを超える場合には定形外サイズとなって追加料金がかかるのです。

ポストカードの重さ

ポストカードを1通63円で郵送するには重さにも規定があり、2g〜6gに収めることが必要です。この重さより軽くても重くても定形外扱いになってしまうので、やはり追加料金が発生してしまいます。

ポストカードのデザイン

大きさや重さが規定内であったとしても、デザインによっては定形外扱いになることがあります。例えば、ハート形や正方形など長方形以外の形状であったり、ポストカードの一部がくり抜かれて加工されていたりする場合です。形が加工されているポストカードも定形外扱いになるので注意しましょう。

次に、ポストカードを作成する際の宛名面に関する決まりごとを見ていきましょう。これを守らないと郵便はがきとして郵送できないこともあるので、十分に注意する必要があります。

「郵便はがき」と記載する

ポストカードを郵送するときには、宛名面に「郵便はがき」もしくは「POSTCARD」と記載する必要があります。記載する位置は、ポストカードの上部か左側の中央でどちらに記載しても問題ありません。

ポストカードに「郵便はがき」や「POSTCARD」の記載がないと郵便はがきとして扱われることはなく、定形外郵便として追加料金が発生することになります。記載忘れがないか必ず確認しましょう。

宛名面の色は濃い色を避ける

ポストカードでは宛名面の色にも規定があり、白または淡い色にすることが決められています。宛名面の色に規定が設けられているのは、宛先を正しく読み取れるようにするためです。

とはいえ、ときには濃い配色のポストカードを使いたい場合もあるでしょう。そんなときは、住所を記載する部分に宛名ラベルを貼って読みやすくする工夫が必要になります。

広告は宛名面の面積の半分まで！

イベント告知やDMでデザイン性を高めるため、宛名面に広告を印刷することもあるでしょう。ポストカードの宛名面に広告を印刷するのは問題ありませんが、面積の半分以下に収めなければなりません。

横書きの場合は左側の半分まで、縦書きの場合は下半分まで広告を印刷することが可能です。伝えたいことを明確にするためにも、中央に区切り線などを入れておくのが望ましいでしょう。

郵便番号の枠は色付けする

郵便番号の枠線にも規定があります。郵便物の発送にあたり、郵便番号に枠線の設定が必須とはされていません。ただし、枠線を設ける場合の色には明確な規定があり、赤か朱色と決められています。郵便番号の枠の色に規定があるのは、郵便区分機が枠内に書かれた番号を正しく読み取れるようにするためです。

郵便区分機は、郵便番号を読み取る際に青や黒に反応するようになっています。そのため、郵便番号の枠線の色が青や黒に近い色だと正しく読み取ることができなくなるのです。結果的に違った宛先に送られることもあるので十分に注意しましょう。

ここからは、ラクスルで購入できるポストカードの種類を紹介します。目的によって選ぶポストカードも異なるので、ぜひ参考にしましょう。

ポストカード（無地）

自社で印刷したい場合におすすめなのが、無地のポストカードです。郵便番号枠のない白紙になるので、好きなデザインを印刷できます。入稿データの準備が必要ですが、すでにデザインが決まっている場合は無地のポストカードを選びましょう。

ポストカード（印刷・宛名印字・発送含む）

ラクスル には、印刷や宛名印字、発送までサービスに含むポストカードもあります。発送まですべての工程を任せられるうえに、ポストカードは1部から利用することが可能です。業務効率を向上させたい企業に最適なサービスでしょう。

ポストカード（印刷・配布含む）

印刷はもちろんのこと、配布をしてくれるサービスもあります。例えば、印刷における手配や配布会社への持ち込みなどの作業を軽減したい場合、あるいは宛名リストがない企業におすすめのサービスです。最短6日で配布を完了させることができます。

ポストカードを作成する際、どうすれば人を惹きつけるデザインにできるか分からない人も多いでしょう。ラクスルには無料で作成できるデザインプレートが数多くあります。デザインの入稿データを用意できない場合やデザインする方法に悩んだときに利用しましょう。