シール・ステッカー・ラベルの印刷用データ作成方法
目次
印刷用テンプレートのご案内
印刷用テンプレートをご利用いただくと、お客様でデータのサイズを設定いただかずにご注文サイズのデータが簡単に作れます。
塗り足し不足やサイズ間違いなどによるデータ再入稿を防ぐため、データを新規で作成する際にはテンプレートをご利用ください。
1-1.カットパスとは
シール・ステッカーのデータには必ず、シールをはがす位置を示す「カットパス」が必要です。
シールのデザインの作成が完了後、必ずカットパスを作成してください。
なお、ラクスルでカットパスの作成を代行するサービスもございます。カットパス作成サービスをご利用の場合、お客様でカットパスを作成する必要はございません。詳しくはこちらをご覧ください。
1-2.入稿データ作成時の注意点
Illustratorで作成する場合
Illustratorでカットパス作成する場合、デザインレイヤーとカットパスレイヤーは必ず分けて作成し、Illustrator形式のデータを入稿してください。
Illustrator以外で作成する場合
イラストレーター以外でカットパスを作成する場合は、「カットパスの線が入ったデータ(カットパス見本)」と「カットパスを消した印刷用データ」の2点を入稿してください。
1-3.カットパスのアンカーポイント数について
カットパスのアンカーポイント数は40ポイント以内で作成してください。41ポイント以上のカットパスは印刷に進めることができませんのでご注意ください。
イラストレータでのパスのアンカーポイント数の数え方
①メニューバー→ウィンドウから「ドキュメント情報」を開く
②パスを選択した状態で、ドキュメント情報パレットの右上から「オブジェクト」を選択。
③クローズパスのポイント数がカットパスの数となります。
1-4.カットパスの大きさについて
ご注文の商品サイズとデータのカットパスのサイズは必ず一致させてください。サイズが異なる場合、印刷に進めることができません。
また、納品形態により、作成できる最小サイズが異なります。カットパスは、必ず以下より大きいサイズで作成してください。
カットパスに必要なサイズ
1シートに複数枚:短辺5mm以上
バラ四角カット:短辺40mm以上
バラ台紙カット:短辺40mm以上
ロールシール:短辺20mm以上
1-5.カットパスからシールの絵柄までの距離について
カットパスに添ってシールをきれいにカットするため、カットパスからシールの絵柄までの間は一定の距離(余白)を開けてください。納品形態より必要な距離が異なります。必ず以下をご確認ください。
カットパスから絵柄までに必要な距離
1シートに複数枚:1mm以上
バラ四角カット:2mm以上
バラ台紙カット:3mm以上
ロールシール:2mm以上
1-6.パスの角度について
カットパスの角度は必ず90°以上で作成してください。90°未満の場合には、印刷に進めることができませんでご注意ください。
2.塗り足しについて
端まで色や絵柄を入れたい場合やフチなし印刷をご希望の場合には、塗り足しを作成してください。
塗り足しの幅は納品形態によって異なります。必ず以下をご確認ください。
塗り足しサイズ
1シートに複数枚:カットパスから外側に2mm
バラ四角カット:カットパスから外側に2mm
バラ台紙カット:カットパスから外側に3mm
ロールシール:カットパスから外側に2mm
3.文字の大きさと線の太さについて
文字の大きさ(フォントサイズ)は6pt以上で制作してください。6pt未満の文字は印刷時にかすれたりつぶれたりする可能性がありますのでご注意ください。また、線の太さ(線幅)は0.3pt(0.1mm)以上で制作してください。0.3pt未満の細い線は、印刷時にかすれる可能性があります。
4.画像解像度について
美しく印刷するには適した解像度があります。印刷に適した解像度は原寸(拡大縮小しない100%の大きさ)で350 ~ 400dpi です。解像度が低すぎても高すぎても鮮明に印刷はできませんのでご注意ください。
解像度が粗い画像を縮小しても画質が鮮明になることはありません。画像が粗い場合には解像度の高い別の画像に差し替えてください。
イメージ例) 72dpi Web 用(1インチ に72 個のdot)
イメージ例) 350dpi 一般的な印刷物(1インチに350 個のdot)
データ入稿前の確認事項
入稿前に必ずご確認ください
ソフト別の入稿前チェックリストの内容はすべて確認しましたか?
データ作成が完了したら、商品のご注文をお願いします。ご注文後、マイページからデータ入稿をしてください。
ご注文方法について詳しくはこちら