ユニークな会員カードでリピーターを獲得しよう!
リピーターを獲得するために欠かせないツールとなっている会員カードですが、多くのショップが会員カードを発行した結果、特徴のない会員カードではお客さまを引き止められなくなってきました。そのため、お客さまをリピーターにするために様々な工夫をしている会員カードがあります。その一例を紹介します。
リピーターを獲得するために欠かせないツールとなっている会員カードですが、多くのショップが会員カードを発行した結果、特徴のない会員カードではお客さまを引き止められなくなってきました。そのため、お客さまをリピーターにするために様々な工夫をしている会員カードがあります。その一例を紹介します。
スノーピークは熱狂的なファンのいるアウトドアメーカーで、他のメーカー製品に比べほとんど値下げも行わず、しかも価格帯も少し高めに設定されています。そのスノーピークの会員カードであるスノーピークポイントカードは、購入金額によってポイントカードのランクが5段階に変わっていきます。
ただの階級があることもポイントですが、ブランド力があるためスノーピークの高級会員というステータスも得られる会員カードです。
多くのサラリーマンがすでに塚田農場の役職者になっているのではないでしょうか。塚田農場ではリピート回数に応じて「役職」がつくシステムを導入しています。このポイントカードは名刺型になっていてそこには役職が書かれています。
リピート回数に応じた差別化に「役職」を使ったことでお客さまの楽しみを生み出しています。
ポイントカードを使えるのは何も店舗だけではありません。ダイドードリンコの自動販売機ではポイントカードを導入し、貯まったポイントごとにプレゼントが貰えます。面白いのはポイントカードを読み取って「喋る」ことにあります。あまりに使ってないと「おひさしぶりです」と言われてしまいます。味気ないはずの自動販売機に人間味をプラスさせる会員カードです。
ポイントが貯まるだけではお客さまにアピールできなくなってきた会員カード。その会員カードにしかないサービスを提供することで差別化を図ることができます。今後はSNS連動の会員カードなども出てくるかもしれませんね。独自の色を出せる会員カードを考えてリピーターを増やしましょう。