クーポン付きチラシで「来店率が倍」に?集客効果の高め方

「来店時に持参」は最大の武器。

多くありますが、ひとつの理由は「来店時に持参」が条件になっている場合でしょう。そのチラシをただ持っているだけでは特典は受けれません。そのため「特典を受けるなら来店しなくてはいけない。だから行く。」というルートが自然にできているのです。

電化製品など、比較的高単価の商品の購入頻度はあまり高くありません。そのため顧客は「お得になる時期」がくるまで待っていることが多いでしょう。そこでクーポン付きのチラシを使って「お得なお知らせ」を告知すれば、「この機会に買っておく」というきっかけを与えることができるのです。

これは気をつけておきたいポイントです。来店率が上がるといっても「お得だから来ただけ」の顧客も多くいるでしょう。そうした「クーポンがきっかけで来店した顧客」をどれだけリピーターにするかが鍵なのです。でなければ、価格競争の消耗戦に陥ってしまうことでしょう。

上記を踏まえて、クーポン付きのチラシで押さえるべきことはどういうものでしょうか？

まずは、「クーポンがある」ということを明確に伝える必要があります。チラシの中にも、クーポン付きである旨をアピールするような文言を入れると良いでしょう。また、クーポンの色を赤や黄色など、目立つ色にするほか、チラシの左隅にクーポンを配置することで、クーポンがあるということを認知させやすくなります。

また、クーポンの特典については、お得感が伝わりやすいもの（無料になる、半額になるなど）や、期間や個数に限定をつけることでよりクーポンを目立つ形にすることができ、使用率を高めることができます。

チラシ付きクーポン券には「来店を促す動線」と「購買のきっかけを与える」の2つの意味があります。そのため来店率が通常のチラシに比べ大きく上がるのです。そのチャンスをしっかりと掴み、多くのリピーターに育てていきましょう。

またチラシ付きクーポン券を配る際は店頭に置いたり、ポスティング・新聞折込などで配布するのも有効的です。